1. 匿名@ガールズちゃんねる 「そもそも歯科医院の数が多すぎるんですね。2024年時点で、全国にコンビニは約5万5000店あります。一方、歯科医院は6万6000~6万8000軒ある。歯科医院はコンビニより多い。そうした状況下で、治療する人が減っているわけですから、供給過剰になることは明白でした。つまり、治療とは異なるビジネスモデルを作らなければ、今後生き残ることは難しくなっていきます」 治療中心の歯科医療は、「治療が終わればおしまい」である。だが、予防中心の歯科医療は、長期的な関係性を築くストックビジネスになりえる。2020年には、歯科疾患の重症化を予防するための保険適用の範囲が広がったこともあり、歯の予防がリーズナブルにできるようになったことも後押しした。 こうした流れを受け、今後は予防をうたう歯科医院が増えることが予想される。しかし、「ユーザーファーストではない歯科医院は、何をしても経営は厳しくなる」と髙橋氏は断言する。 「これからの歯科医院は、『健康づくりとは何か』という根本的な問いに向きあっていくべきです。健康であるのは患者さんだけでなく、歯科衛生士を含めたスタッフ全員、そして経営者である院長先生も健康でいつづけなくてはなりません。最先端の治療技術への傾向も大変素晴らしいことですが、一方で過去最多で倒産しているのは、そのツケとも言えます。顧客不在の姿勢の表れです。 目の前の患者さん一人ひとりの健康作りをサポートするという“当たり前”を提供できていない歯科医院が多い。今こそ、歯科医院は本来の役割を思い出さなければいけません」 2025/07/27(日) 16:52:06…