1: 匿名 2026/09/16(水) 12:45:25 集英社オンライン「男子のすることで、女子ができないことはない」男女関係に関して最も公平な思想家・福沢諭吉の男女平等論を知る | 集英社オンライン明治期に始まる「家制度」により夫婦は同じ姓を名乗ることとされた。そして今でも多くの女性が結婚により改姓を迫られている。戸籍と民法が作るこの構造は、夫婦間だけでなく、日本社会全体でも男性優位の状況を作り出してきた。この現状をどう変えていけばよいのか。政治学者の中村敏子氏によると、男女関係に関して最も公平な思想家は「天は人の上に人を造らず」の言葉で知られる福沢諭吉だという。書籍『選択的夫婦別姓はなぜ日本を変えるのか』より一部を抜粋・再構成し、その思想から男女平等な社会への手がかりを探す。福沢は、女性と男性のそもそもの存在のあり方について、女性と男性が人間として異なるところは「ただ生殖の機関のみ」と述べ、それについても、仕組みが異なるだけで、一方が重要で他方は重要でない、ということはないと述べています。そして、その他の体の構造も心の働きもまったく同様であり、男子のすることで、女子ができないことはないのだと主張しました(『日本婦人論後編』)。このように福沢は、男女の「性の違い」を、生物であることに基づいて、科学的、価値中立的に説明し、根本的な違いはないと論じたのです。それゆえ福沢は、女性の教育についても、「女子が生まれたらば、男子と区別せず」、小さな頃から女子だからといって取扱いを粗末にしないように主張します。そして身体の発達に注意しながら「学問技芸」を教えることは、男子と同様にすべきだと論じています。また家の財産も男子と同じように分配し、その上で将来生計を立てられるような「一芸」を仕込むのがいいと言います。そうすれば、生涯男子に頼らず、独立の精神も生ずるだろうと言うのです。…