1. 匿名@ガールズちゃんねる 双方の意見には共感できる点もありますが、今回の一件はある問題を浮き彫りにしています。それは、推し活ビジネスの限界です。通常のイベント時の動画を見ても、ファンがベルトコンベア式に流れてきてはアイドルに必死にアピールする映像は、シュールです。 Yahoo!ニュースの記事では、「その一瞬にも高いお金を払って元気をもらっている」というコメントもありますが、そうした構造を良しとする風潮に、世の中が疑問を感じ始めているのではないでしょうか。 推し活における不健康なアイデンティティーの発露は、ボクシング系YouTuberの細川バレンタイン氏もこの一件を扱った動画で指摘していました。その要約は次の通りです。 「自分が本当に満たされて、持っている人間ならば、全力でその対象を応援するし、またそれにインスパイアされて自分自身を高める行動を取るはず。 しかし、推し活はそうではない。このすごい奴を推してる私もすごいという歪んだ等号を結んでしまう。それを不健全と呼ばないで何というのか」という分析です(「まともなあなたはコレどう思う?K-POPイベのスタッフが顔も住所も晒された件」『細川バレンタイン/前向き教室』5月13日投稿動画)。 そうした歪んだ情熱によって、経済圏が成り立っています。強迫性を帯びた太客が支えるビジネスモデルであるがゆえに、推し活やファンダムには、どこか痛々しさがあるのです。 関連トピック 2025/05/18(日) 17:08:20…