石破茂政権の2万円給付案を「目的がわからない究極の手抜き」とバッサリ斬るのは、かつて小泉純一郎政権で構造改革を断行した経済学者・竹中平蔵氏だ。 (中略) “減税は無意味”断言のワケ「低所得者はそもそも税金を払っていない」 竹中: 普通に考えれば、今回政府がやる目的があるとしたら、やはり社会保険料がすごく高くなってきたので、低所得者の人の負担が非常に大きい。だからその人たちを救わなければいけない。 もちろん高額所得者、中所得者の人も物価高で困ってはいるけれども、全員を助けることなんかできないから、一番困っている人を助ける、と。 そうであるならば、低所得者の人はそもそもあまり税金を払っていないわけだから、減税しても意味がありません。彼らの負担が大きいのは社会保険料なんです。 これは財務省にすごく責任があるんですが、GDPに対する社会保険負担の比率は過去20年で2倍になっています。 これはいわゆるステルス増税ですよね。こども家庭庁を作ったときも、本来なら増税で財源を確保すべきなのに、それが言えないから社会保険料に上乗せしてごまかしてきた。 ですから、本当に困っている人を助けるなら、社会保険料を時限的に減らすか、あるいは困っている人たちに限って社会保険料分を給付すればいい。それなのに、なぜか全員に給付する。これはまったく意味がわからないですね。 ※詳しくは下記リンクより 関連記事 【悲報】竹中平蔵さん、「『格差はお前が作ったんだ』と一般の人は言うかもしれません」 【さす竹】竹中平蔵、とんでもない“私見”が明らかになる 【フラグ】竹中平蔵「玉木雄一郎総理もあり得る」 ←何も言い返せんかったわ... 竹中平蔵氏、食品消費税ゼロ案に「日本は税負担が少ない国」「インフレ率が極めて低い」 【財務省解体デモ】竹中平蔵、答え合わせ。…