
1: ばーど ★ 2026/09/07(月) 20:13:08.96 ID:wmlLiIuA 6日午前1時、ソウル・汝矣島(ヨイド)の漢江(ハンガン)公園。5日夜に開かれた「ソウル世界花火祭り2026」の公式行事が終わって3時間を過ぎても会場は祭りの余韻を楽しむ市民が依然として残っていた。 この日は観覧客の撤収が遅れ漢江公園のあちこちに早朝までごみが散らばる姿が見られた。ソウル市未来漢江本部と外部リサーチ企業、イベントを主宰したハンファグループの役員社員ら1300人は夜を徹して現場整理に出たが、一部観覧客は使い捨ての敷物を持ち帰らずそのままにしていったり、草むらに空のペットボトルを捨てたりもした。 毎年漢江一帯の花火イベントの時には数十万人の観覧客が集まる。ソウル都心を代表するイベントとして定着し、期待して楽しむ人たちも多いが、同時に周辺地域住民はごみや公害などによる苦痛を経験しており、警察を含む多くの人員が動員されるなど社会的費用もやはり少なくない。これに伴い、地域住民の被害やごみ・環境問題と関連した補完策をまとめる必要があるとの指摘され続けている。 未来漢江本部によると、4日と5日の2日間に汝矣島と二村(イチョン)の漢江公園で回収されたごみは約49トン、食品物流廃棄物は約3360リットルに達した。これは漢江公園内で集めた量だけ集計した数値で、実際に発生したごみはもっと多いものと推定される。ハンファグループとソウル市などによると、今回の花火祭り会場内で発生したごみ処理費用は全額ハンファが負担する。しかし問題はごみが会場の外まで広がっている点だ。漢江公園から5分歩いただけでも道端に放置されたごみが簡単に見つかる。会場近くのマンションや学校入口にはたばこの吸い殻とビールの空き缶などが捨てられていた。 周辺住民は騒音による不便を訴えた。ソウル・銅雀区(トンジャクク)の住民チャン・イェウンさん(28)は「雷の音のような轟音が1時間以上続き、ペットの猫がストレスで発作を起こすほど。花火祭り会場から1.3キロメートル離れた所に住んでいるのに影響が大きい」と話した。会場から約5キロメートル地点に住むキムさん(29)は「花火祭り前に周辺地域に『うるさいだろうけど我慢して』という水準の案内看板を掲げるが、短時間の楽しさのために居住民は全く考慮していないと感じる」と不満を示した。 花火祭り終了後の大気汚染問題を指摘する声もある。行事直後の5日夜10時、永登浦区(ヨンドゥンポク)の微小粒子状物質(PM2.5)濃度は1立方メートル当たり121マイクログラムで、「とても悪い」、粒子状物質(PM10)濃度は1立方メートル当たり148マイクログラムで「悪い」水準だった。これは同時刻のソウル市平均PM2.5濃度の11マイクログラムの11倍、PM10濃度の16マイクログラムの9倍に達する数値だ。6日午前1時の永登浦区新吉洞(シンギルドン)一帯ではPM2.5濃度が105マイクログラムに達したりもした。 大規模群衆管理に向け毎年投入される警察力もやはりイベントに伴う社会的費用に挙げられる。イベント期間の2日間に汝矣島一帯に集まった人は警察推定で53万人、主宰側推定で100万人に達した。警察によるとこの期間に機動隊51個部隊と広域予防パトロール隊28チームなど4700人以上の警察力が群衆管理と緊急通報対応などに投入された。 ハンファは毎年持続可能経営報告書でソウル世界花火祭りを代表的な社会貢献プログラムとして紹介している。ただイベントで実際に使われる火薬の量や温室効果ガス排出量など環境に及ぼす影響は具体的に公開していない。 専門家たちは大規模イベントの成果を経済的効果だけでなく、環境的・社会的費用まで考慮し評価しなければならないと指摘する。韓国文化観光研究院のソン・シヌク副研究委員は「大規模イベントには多くの観覧客が集まるだけに、経済的効果に劣らずオーバーツーリズムにより地域住民が甘受しなければならない不便と社会的費用も大きい。主宰側が会場管理にとどまらず炭素排出量を点検したり地域社会に還元する案などを考えたりしなければならない」と話した。 中央日報日本語版 2026.09.07 17:56 ■関連ソース 夜空彩る大輪 100万人観客を魅了=ソウル世界花火祭り…