1: 匿名 2026/09/04(金) 11:44:40 パートタイム労働者の賃金水準はもともと低いため、賃上げ額が小さくても、賃上げ率は高くあらわれやすい。例えば、時給1000円の労働者が33円の賃上げを受ければ、賃上げ率は3.3%となる。これを月収に換算すると(一日8時間、月20日間勤務)、増加額は約5300円になる。一方、月給30万円の労働者が1万円の賃上げを受けた場合、賃上げ率は約3.3%である。率でみれば両者は同程度であるが、実際の賃金増加額は後者のほうが大きい。つまり賃上げ率は、賃金水準の低い層ほど高く示されやすい。労働者全体に占めるパートタイム労働者の比率はすでに3割を超えており、平均値はこうした構成によって左右されやすい。したがって、平均的な賃上げ率の高さが、そのまま一般労働者の賃金改善を意味するとは限らない。これらのデータに基づくと、近年の賃上げは、「上」と「下」は上昇しているが、「中」が取り残される形で進んでいる可能性がある。 Online(プレジデントオンライン)給料が増えたのは「上」と「下」だけ…経済学者が「いちばん割を食っている」と指摘する中間層の不都合な真実賃上げムードが高まっているものの、生活が楽になった実感が湧かないのはなぜか。立教大学教授の首藤若菜さんは「賃金の上昇は大企業の正社員とパートに偏っている。その間に位置する中間層、つまり中小企業の正社員や派遣・契約社員などは取り残されている」という――。…