1. 匿名@ガールズちゃんねる 勝家が市を刺殺し、しかるのちにみずから切腹したのは、動かしがたい史実だと思われる。 ここでもうひとつ強調すべきことがある。すでに少し触れたが、当時の武士にとって、名誉がある死に方は切腹の一択だった。自分の腹を切って命を絶つ行為は、極限的な勇気を示すものとみなされ、武士としての誇りとともに、家の名誉の保持にもつながった。同時に腹とは古来、人間の魂が宿る場とされ、そこをみずから切り裂く行為は、自身の正しさと精神性の高さの証明でもあった。 一方、戦国時代にも身投げはあったが、それは刀をもたない、または使えない女性や子供、負傷した兵士らが、敵に捕縛されないように選択した手段であって、刀を使える武士が身投げをするなど、およそありえなかった。ましてや勝家のように名誉心の強い古武士が、自死の方法として切腹よりも身投げを選ぶことなど、天地がひっくり返ろうともなかったであろう。ドラマの勝家は身投げする前に「よお見ておけ。これが戦じゃ」といったが、身投げが戦だという感覚など、戦国大名には微塵もなかった。 2026/09/03(木) 21:45:29…