引用元: ・◇修羅場◇part68※注意 89: 恋人は名無しさん 2008/12/18(木) 04:30:57 ID:iUiDdDgR0僕の家の隣に女の子が越してきたのは小四の夏休みだった。 彼女の家庭にはお父さんがいなかった。 お母さんは僕の目から見てもとても若かったのを覚えている。違うクラスになったけど僕と彼女は仲良くなった。 彼女はあまり明るいほうではなく、女子の友達も少なかった。 本ばかり読んで親しい友人のいなかった僕と彼女はお互いの家に遊びに行くほど仲良くなった。 そのうち彼女は愚痴を言うようになった。 母親がすぐ殴ること。 同じクラスの女子が意地悪をすること。 すきな男の子ができたけどその子はほかの女子にも人気があること。 最初は僕のほうがよくしゃべっていたけれど、この頃からは一方的に彼女が話し僕が聴くようになっていた。 …