1: 2025/07/18(金) 18:12:46.72 ID:o3wwDcSL0 『ごんぎつね』の読めない小学生たち 都内のある公立小学校から講演会に招かれた時のことだ。校長先生が学校の空気を感じてほしいと国語の授業見学をさせてくれた。小学4年生の教室の後方から授業を見ていたところ、生徒の間に耳を疑うような発言が飛び交いだした。 「この話の場面は、死んだお母さんをお鍋に入れて消毒しているところだと思います」 「私たちの班の意見は違います。もう死んでいるお母さんを消毒しても意味ないです。それより、昔はお墓がなかったので、死んだ人は燃やす代わりにお湯で煮て骨にしていたんだと思います」 「昔もお墓はあったはずです。だって、うちのおばあちゃんのお墓はあるから。でも、昔は焼くところ(火葬場)がないから、お湯で溶かして骨にしてから、お墓に埋めなければならなかったんだと思います」 「うちの班も同じです。死体をそのままにしたらばい菌とかすごいから、煮て骨にして土に埋めたんだと思います」 生徒たちが開いていたのは国語の教科書の『ごんぎつね』だ。作家の新美南吉が18歳の時に書いた児童文学で、半世紀以上も国語の教材として用いられている。生徒たちはその一節を読んだ後、班ごとにわかれてどういう場面だったかを話し合い、意見を述べていたのである。 2: 2025/07/18(金) 18:14:32.23 ID:7hoZW0vwM 「ゴン…お前だったのか…」しか覚えてないわ…