
1: ♪♪♪ ★ r1TWRsuW9 2026-08-18 06:59:30 産経新聞 西日本最大のターミナルであるJR大阪駅そばのエリアが物議を醸している。大阪市が安全確保を目的に立ち入りを抑止するためのブロックを多数設置したところ、SNSで「いけず石」と話題になり、さらには社会的弱者を対象にした「排除アートでは」との批判も出た。賛否双方の論争に発展し、市は同エリアの利用方法を再検討している。 問題のエリアは約58平方メートルの区画で、大阪駅御堂筋南口のそばにある。横断歩道を挟んで阪急うめだ本店の出入り口にも近く、これまでタクシーが乗降のために停止して交通の妨げになっていた。 市が7月9〜11日にかけて約150個のブロックを設置すると、SNSに「いけず石」と投稿され、スマートフォンで撮影する通行人の姿もみられた。 同エリアで問題になっていたのは、タクシーの乗降だけではない。放置自転車やごみの投棄も懸案とされ、市は平成30年ごろまでに、周辺に植樹した。しかし歩道橋の真下に位置することから日が思うように当たらず枯れてしまい、更地に戻った。 すると放置自転車が再び問題化し、ホームレスも散見されるようになった。市は柵の設置を検討したが、歩道橋の基礎部分が地中に埋まっており断念。最終的に「進入しようと思わない見た目」(市の担当者)を考慮し、ブロックの設置を決めたという。 SNSで火が付いたのは「排除アート」の投稿がきっかけとみられる。 排除アートとは、公園や道路などの管理者が、犯罪やマナー違反の行為を含め、意図した用途以外の使用を防ぐために講じる造形を指す。例えば、ベンチで横になれないよう中央部分に仕切りを設けたり、階段や空きスペースに突起物を置いて座れないようにしたりといった具合だ。 こうした措置は、特定の人の長時間滞在などを抑止する効果があるとされる一方、ホームレスら行き場のない人を「排除しているのでは」との批判も呼んでいる。 「つまずいて危ない」「抑止効果としては成功ではないか」−。大阪市によるブロック設置から約3週間で、市には電話やホームページを通じて賛成、反対双方の意見が計120件以上寄せられた。市は安全確保のため、同エリアを囲むように「駐輪禁止」「立入禁止」とのメッセージが書かれた黄色のスタンド式看板を配置した。 予想以上の反響が寄せられ、市は、安全を確保した利用方法を再検討している。横山英幸市長は同エリアでのブロック設置について「人が入る場所ではないことを理解してもらいたい」と強調した上で「大阪らしい新しい取り組みができる場所になれば」と話した。…