
1: Ailuropoda melanoleuca ★ 1KU6Ctfn9 2026-08-17 13:10:20 Netflixの恋愛リアリティーショー『ラブ上等』シーズン2が、出演者の過去の告白をめぐって大きな批判を浴びている。問題になったのは、番組内で出演者の1人が、自らの過去を語る場面で「人に火をつけて捕まったことがある」という趣旨の発言をしたことだ。 元不良などのヤンキー系の男女が共同生活をしながら絆を深めていくというのがこの番組のコンセプトなのだが、犯罪自慢にも聞こえる発言を堂々としてしまうのは、一線を越えているのではないかと批判を招いた。 さらに、法務省保護局が「更生保護」の啓発のために番組とタイアップしていたことで、法務省に対しても批判と説明を求める声が強まっており、単なる一出演者の炎上では済まない問題へと発展している。 ■問題の根幹は制作側にある 「人に火をつけた」ということに関しては、実際に何が起きたのかは番組内の説明だけではよくわからない。相手がどのような被害を受けたのか、どんな法的処分があったのかといった具体的な事情もはっきりしない。本人が事実を脚色して大げさに語っている可能性もあるし、本人の記憶や表現に間違いが含まれているかもしれない。現段階では、この発言だけを根拠にして、視聴者が出演者を責めるのは適切とは言えない。 この発言に問題があるとすれば、その責任は番組の制作者にある。発言内容が事実なのかどうかはわからないが、「人に火をつけた」という刺激の強い言葉が実際に番組の中で使われ、広く配信されたこと自体は事実である。そして、その発言を番組内で使うことに決めたのは出演者ではなく制作者である。 出演者がどのような意図でその話をしたにせよ、それを公に流す価値があると判断したのは制作者である。「人に火をつけた」という発言を視聴者に見せても問題はないと判断したからこそ、その部分が番組本編に残っている。その判断が結果として大きな批判を招いたのであれば、まず説明を求められるべきなのは制作側である。 『ラブ上等』は、強烈なバックグラウンドを持つ男女が恋愛や友情を通して「生き直す」姿を描くことを売りにしている。元不良や少年院経験者など、一般的な恋愛リアリティーショーではあまり見かけない人物を集め、その荒々しい外見や過去と、恋愛における純粋さや不器用さとのギャップを見せることが番組の売りになっている。 ■MEGUMIは出演者を擁護したが… ただし、このコンセプトにはリスクがある。番組側がなるべく人目を引くような経歴の人を集めようとすると、「どれだけ壮絶な過去を持っているか」が出演者を選ぶ基準になり、犯罪歴や他害行為までが見世物として消費されてしまう可能性があるからだ。 「人に火をつけた」という発言が強い反発を招いたのは、まさにその境界線を越えているように見えたからだろう。本人が反省しているかどうか以前に、そのエピソードを面白い素材だと判断して使ったこと自体が問題視されている。 視聴者からの批判が殺到していることを受けて、企画・プロデュースを担当する女優のMEGUMIは自身のインスタグラムのストーリーズで「彼らは、過去も今もすべてをさらけ出し、覚悟を持ってこの番組に参加してくれました。そんな彼らに対して、傷つけるような言葉を投げかけることは、どうかおやめください」と書いた。 彼女が発表した文章は、出演者への「誹謗中傷や心ないコメント」を控えるように求めることに重点が置かれていた。もちろん、出演者個人への侮辱や脅迫などが許されないことは言うまでもない。しかし、今回のように番組の編集判断そのものが問われている局面で、制作側の責任に触れないまま「出演者を攻撃しないでほしい」とだけ訴えるのでは、問題の中心をずらしているように見えてしまう。MEGUMIのインスタグラムでは、彼女の呼びかけに対してさらなる批判が殺到している。 彼女がプロデューサーとして本当に出演者を守りたいのであれば、制作側こそ前面に出るべきである。「この発言を番組内で使用する判断をしたのは私たち制作側であり、その責任はこちらにある」と明言したうえで、なぜ採用したのか、事実関係をどこまで確認したのか、現在その判断をどう評価しているのかを説明すべきだった。必要であれば謝罪もしなければいけない。それをしないまま放置すれば、視聴者の怒りは収まらず、出演者への批判は続くだろう。 全文はソースで…