スポーツスターの持病なのか、自分のだけなのかは分かりませんが、しばらく走ってエンジンが熱々の状態でセルを回すと、オピニオンギアの入りが悪いのか「ガチャーン!」と、とんでもなく嫌な音がします。 特にガソリンスタンドで給油したあと、エンジンをかけたときに発生することが多い。 店員さんや周りのお客さんから、「あいつのバイク、ヤベぇ……」という目で見られるのが地味につらいw 原因はなんとなく分かっていて、スターターソレノイドの調子が悪いのだと思います。 6年ほど前にも、いつものバイク屋さんでソレノイドを清掃してもらったことがあり、その後はしばらく調子が良かった。 ところがここ最近、セルを回すたびに「ガチャン!ガチャン!」と鳴るようになってきました。 スターターモーターやリングギアまで壊してしまう前に、今回は思い切ってスターターソレノイドを交換することにしました。 ちなみにエンジンをかけるときのスターターソレノイドとオピニオンギアはこんなことをしています。 勉強になりますね。 部品選定 スターターソレノイドリペアキットというのが売っているとのことなので、早速純正で探してみることに。品番は31604-91。 31603-91 ハーレー純正 ソレノイド リペアキット 16,559円!! コレは高い・・・消耗品にこの値段は・・・と言うことで、汎用品を探しAmazonへ MOTOKUスターターソレノイドリビルド修理キットプランジャスプリングコンタクトMOTOKU過去年安¥2,999税込※リンク作成時の価格です Amazonの商品レビュー・口コミを見るAmazon 2,999円。リーズナブル。細かい説明はないものの、商品名に「Sportster 1200 883用」とあること、評価が多くそこそこ高いと言うことでポチり、こんなのが届きました。 取り付け編 その1 その1とあることでお察しですが、結果、上手くいきませんでした。まぁ、それはさておき、取り付けてみましょう。 一番左側の真ん中にある部品が、スターターソレノイドです。ところがこれ、かなり奥まった場所にあるので、とにかく工具が入らない……><画像中央の電極部分を外したいのですが、スパナを入れるスペースすらありません。ということで、マフラー、ステップ、カバー類を外して、なんとか最低限の作業スペースを確保。それにしても……なんてメンテしにくい場所に付けてくれたんだ。。。 なんとか外すことに成功し、分解しました。で、ここで、異変に気づきます。 明らかに部品が違います😅左が汎用品、右が純正品。 ……こんなに違ってて大丈夫なのか?w で、右側の純正品を見ると、溝ができるほどすり減っています。さすがにこれは要交換ですね。 まぁ、今回は汎用品なので「多少の違いは仕方ないか」と思いつつ、組み込んでいきます。 果たして、ちゃんと使えるのか……ちょっと不安です😅 プランジャーも真っ黒。前回はコレを磨いたんだな。パーツリストを参考にくみ上げます。 さて、サクッとくみ上げて、エンジンをかけてみる・・・ 「カチカチカチカチ・・・」 バッテリー上がりのような感じになりました。接触不良のようで、プランジャーが押し出されないようです😱やはり安物買いのなんとやらでした。 部品選びに戻る。 純正品を買ってしまおうかとも思ったのですが、Amazonの画像を見ていたら、同じようなモノがあった。 コンプリートスターターソレノイドリビルドキット 1991-2006 ハーレーツインカムツーリング、ソフテイル&ダイナモデル (2006 ダイナを除く) & 1981年以降のハーレースポーツスター XLモデル HD# 31604-91の交換用。Billet Proof Designs過去年安¥6,455税込※リンク作成時の価格です Amazonの商品レビュー・口コミを見るAmazon 31604-91の交換用とあるけど、1981年以降のハーレースポーツスター XLモデル とあったので付くでしょう。しかしこの商品、アメリカからの発送なので、到着に時間がかかります。しばらく、このままにして部品の到着を待ちます・・・ 取り付け編 その2 2週間かけて、到着しました。しわしわのステッカーがなんともアメリカンw銅の部品がいくつか入っていました。これなら取り付けられるでしょう。 部品の比較です。一番左のプレートのようなモノは形状が違いますが、まぁ、接触には問題ないでしょう。銅の部品はほぼ同じようなので、コレで動く!はず・・・ なお、2週間の部品待ちの間に、この部品も購入してみました。 GZYF ハーレー用の と互換性のある ソレノイドカバー スターター プッシュ ボタン スイッチ 1.2k/v 1.4k/v アルミ製 適合車種 Sportster Big Twin Dyna用の 1991年-以後GZYF過去年安¥2,983税込※リンク作成時の価格です Amazonの商品レビュー・口コミを見るAmazon ダイレクトスタートボタンです。 スターターソレノイドは、セルボタンを押すと電流が流れ、プランジャーが電磁石の作用で引き寄せられて接点に接触。バッテリーからスターターモーターへ大電流が流れ、セルが回る仕組みです。 このプランジャーを動かすには、それなりの電力が必要。そのため、バッテリーが弱ってくるとプランジャーを十分な力で引き寄せられず、「カチカチカチ……」と音がするだけでセルが回らないことがあります。冬場に目にするあの症状です。 そうなった場合は、ジャンプスタートするか、バッテリーを充電・交換するのが一般的。 ところが、このダイレクトソレノイドボタンなら、手動でボタンを押すことで、最低限の電力でスターターモーターを回すことができます。 しかも、セルスイッチが壊れたときの非常用スイッチとしても使える優れもの。あくまで非常用ですが、あれば少しは安心します。 せっかくソレノイドカバーを開けたので、コイツもついでに交換しておきます。若干、ホース類に干渉して押しづらいですが、まぁ、非常用なので。 エンジンスタート&試走 おー、ちゃんとかかりました! ダイレクトソレノイドのボタンを使った始動も問題なし。無事に交換完了です。 ただ、ひとつ気になる点が。メインスイッチがOFFの状態でも、ボタンを押すとセルが回ってしまいます。 これは仕様なのかな? とはいえ、メインスイッチがOFFなので、セルが回るだけでエンジンがかかることはありません。そもそもボタン自体が押しづらい場所にあるので、間違って押してしまうこともなさそう。とりあえず、ちゃんと動作しているのでヨシ!w そのあと、しばらく走ってガソリンスタンドへ。給油したあと、「またガチャーンとなったら嫌だな……」と少し心配でしたが、今回は普通に元気よくセルが回ってくれました。 あと、これまでセルボタンを押すと「キュ……キュルキュルキュル」という感じで、最初の一拍目で止まってしまうことがほとんどでした。 それが交換後は「キュルキュルキュル」と、普通にセルスタートするようになった気がします。 これもスターターソレノイドの影響だったのかな?いずれにしても、問題なく取り付けできたようで一安心です。 おまけ しっかり取り付けできたと思うけど、自分で弄った箇所なので、やっぱり少し不安が残ります。 ロングツーリングに行ったときに不調を起こしたら……。旅先で調子が悪くなったら、自分で何とかするしかありません。 ということで、自分はかなりの範囲のメンテができるように、車載工具を多めに積んでいます。そこそこバラせる自信もあるので、ちょっとやそっとの故障や不調なら、旅先でもなんとか修理できます。 そんなわけでおまけで、愛用の車載工具キットを初公開w 「こんなに持っていく必要ある?」と思われそうですが、これがあるだけで旅先での安心感が全然違います。 コレをサイドバックにいれて持ち運びます。今回のメンテもこのセットだけで行けました。 今回初めて使った9/32の六角。コイツがないとスターターソレノイドのカバーが開けられません・・・ 皆さんはどのようなセットの車載工具を持ち歩いていますか?コレを持っておくと便利だよ!などありましたらコメントで!…