1 名前:バイト歴50年 ★:2026/08/17(月) 16:28:41.23 ID:l7pi2EI/9.net 基本ソフト(OS)、閲覧ソフト、クラウド、AI(人工知能)……。日本が主要なデジタルサービスをすべて米国勢に取られる「デジタル敗戦」の状態になっているのは、日本のソフトウェア文化が根本的に間違っていることが最大の原因だ 日本のIT産業の人と話すと、ソフトのプログラムを書くエンジニア(技術者)の仕事は、きつく、給料が安く、帰れない「3K」だとみなされているという。社会的地位も低い。 米国は全く違う。エンジニアの社会的地位は非常に高く、プロスポーツ選手やアーティストのように扱われる。優秀な人材は巨大IT企業から引っ張りだこで、億円単位の報酬を得ている人もたくさんいる。 なぜ日本ではエンジニアの地位がそれほどまで低くなってしまったのか。原因はITゼネコンと言われる大手IT企業を頂点とする多重下請け構造にある。 日本では通常、IT大手が大規模なシステム開発を請け負い、その企業のエンジニアがソフトの設計図に当たる仕様書を書いて、プログラムは下請けに丸投げする。下請けや孫請けのエンジニアは低賃金で大量のプログラムを書き、ソフトをIT大手に納品する仕組みだ。 IT大手のエンジニアはソフトの設計図を書くだけで、自らプログラムは書かない。米国ではソフトの設計もプログラムもエンジニアが手がけるのが当たり前で、優秀なエンジニアほどそうしている。 日本は自分で料理をしない料理長が料理のレシピを書いているような状況だ。自らプログラムを書かない者がいいソフトを設計できるわけがない。この図式があるが故に、日本はいいエンジニアが育たない構造になってしまっている。 こうした問題は20年以上前から指摘しているが、なかなか直らない。当事者であるITゼネコンが直す気がないからだろう。多重下請け構造を温存し、エンジニアを軽んじたツケが今の日本のソフト開発力の弱さに表れている。 AIの開発でも日本は後れを取っており、残念だ。世界中から資金や人材が集まる米国に負けるのは仕方がない面もあるが、互角に戦えるはずの中国にも圧倒的に負けているのは悲しい。優秀なエンジニアの育成で負けている面もあるが、日本の大学教育がぬるま湯的で、ハングリーさがなくなっていることも大きな原因ではないか。 個人単位では米国で通用するような優秀な日本人エンジニアはいる。ただ組織となると、そもそもソフトやAIの重要性を理解していない日本企業が多く、そうした人材が活躍できる場がない。ソフトやAIの波を日本としてどう受け止め、対処するのか。真剣に考えなければ、デジタル敗戦の次にAI敗戦が続くことになるだろう。 引用元:…