日本ハムの宮西尚生投手(41)が14日のオリックス戦(京セラドーム)で今季初めて1軍昇格することが13日、分かった。残り35試合とシーズン終盤を迎え、プロ19年目のベテラン左腕が満を持して合流。地元・関西で迎える重要な3連戦で、ブルペンを支える役割が期待される。 今季は2年ぶりの開幕2軍スタートも、ここまでファーム・リーグで20試合に登板。今季から本格的に習得したカットボールを武器に0勝0敗、3セーブ、防御率0・92と圧倒的な数字を残した。しかし1軍の左腕は島本、堀、上原の3人が好調。リリーフ陣の枠の関係で昇格が遅れたが、ついにベテランの力を借りる時が来た。 24年には自身3度目の左肘手術を乗り越え、前人未到の400ホールドを達成。昨季は5月に岩瀬仁紀(中日)を抜く880試合連続救援登板のプロ野球記録、9月には史上4人目の通算900試合登板を記録した。シーズン終盤に出場選手登録を外れてからも、1軍に同行してCSまで救援陣を支え続けた。 近年は、自身の去就について語ることも増えた。昨オフには「今までの名誉とか功績を崩さずに引退するのも一つだと思うが、最近思うのは、もうボロボロになって全くボールも握れません。それぐらいやり切らないと逆に野球に対して失礼だと感じてきた」と語る思いが原動力になってきた。現在首位とは8・5ゲーム差の3位だが、レジェンド左腕が奇跡の逆転Vの使者となる。…