1 名前:おっさん友の会 ★:2026/08/12(水) 17:22:52.77 ID:tBB1jGWF9.net 全国には約8万の神社がある。その多くで地域の祭礼が営まれ、行事や民俗芸能が受け継がれてきた。その祭りが今、各地で岐路に立っている。 「トン、トン、トン」。太鼓の音を響かせながら、みこしを載せた軽トラックが山道を進む。 山口県光市室積村の伊保木地区。かつて、この集落には棚田やミカン畑が広がっていた。五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を願う人々がみこしを担ぎ、子どもたちは旗を手に列をなして、海を望む山道を練り歩いた。 地区の中心にある磯辺八幡宮の夏祭りは、230年続く。かつては若者たちがみこしを担ぎ、三味線や踊りでにぎわった。 しかし、地区の外へ働きに出る住民が増え、高齢化が進み、農業で生計を立てる人は減った。やがて担ぎ手は人から軽トラックに成り代わった。 「10年後には消滅集落ですわ」 地区(五軒屋、東伊保木、西伊保木、岩屋)の住民組織「伊保木ぐるみ協議会」の会長、大嶋浩一さん(72)は語る。 30年前に行われた地区の磯辺八幡宮の鎮座200年を祝う祭りには約40人の子どもが参加していたという。いま地区に中高生の姿はなく、小学生も1人だけだ。高齢化率は65%を超えた。 みこしの飾り付けや届け出、御旅所の設営など祭りの準備は多岐にわたる。担い手が減る中、複数の役を兼ねながら支える高齢者も少なくない。 大嶋さん自身も、3年前の夏に脳出血で倒れ、年の暮れまで車いすで生活した。今も、左半身にまひの後遺症を抱えながら、祭りではみこしや太鼓を載せた自身の軽トラックを運転している。「断ったらみんなが困るでしょう」 朝日新聞 2026-08-11 引用元:…