GANTZ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) 1: 2026/08/11(火) 16:37:48.29 予測不可能なストーリー構成とこれまでにない表現で数々のヒット作を輩出する漫画家・奥浩哉。「手描き」へのこだわりが強い日本の漫画界にデジタル技術を導入したパイオニアでもある彼が、最新作『還暦姫』で漫画家を引退するという。決断の背景と、創作への思いを聞いた。 最新作で「漫画を引退」 還暦前に“終活”へ ──『還暦姫』は60歳近い男性が若い女性に性転換する話です。このテーマは初期作品にもありましたが、なぜ再び取り上げたのでしょう? 発想自体は、少女漫画家の弓月光先生が描いた『ドロン』から影響を受けました。『ドロン』は男の子が女の子に性転換する話なんですが、その展開にすごく衝撃を受け、「いつか、こんなものを描いてみたい」と思っていたんです。 焼き直しをしても面白くないですし、性別が変わっていく過程をもっとリアルに描くことで新しい表現にしたかった。それが、『変』や『還暦姫』です。デビュー作である『変』を発表してから、約40年が経ちました。漫画家として成長し、技術的にも発達した現在、改めてこのテーマを描いてみたかったんです。 登場人物であるアラカン男性が暮らすシェアハウスの雰囲気は、僕が仕事をしているスタジオの雰囲気とすごく近いです。ここに女の子が一人いたらどうなるかな、と思ったんです。実際にはあり得ないし、やりたくもないけれど、面白そうだと思って描きました。 日々の暮らしのなかでパッと浮かんだアイデアのうち、頭の中に残り続けたものだけを漫画にしています。まだまだ思い浮かぶんですが、来年で還暦です。歳も歳なので、漫画は『還暦姫』で引退するつもりです。 『GANTZ』奥浩哉、最新作で引退へ 「最後まで見届けて」 デジタル導入のパイオニア、海外でも大人気 ※関連記事 【正論】漫画家、「急に立ち止まる女子」を漫画にするwwww…