1: 蚤の市 ★ 2025/07/15(火) 22:21:18.27 ID:LQv/yovb9 日産自動車は15日、2027年度末に追浜工場(神奈川県横須賀市)での車両生産を終了すると発表した。従業員らも訪れる地元商店の関係者らからは地域経済への影響を懸念する声が上がり、関係自治体も対応に追われた。 ◆「そういう人たちこそ日産を支えてきたのに」 横浜市の日産本社でイバン・エスピノーサ社長の記者会見が始まって間もない午後5時過ぎ。追浜工場前には勤務を終えた従業員の姿があった。報道陣の問いかけにも口は重く、手を上げて質問を制するなどして足早に帰途に就いた。 追浜駅前商店街の老舗青果店主、藤田雄二さん(62)は生産終了で街に活気がなくなることを心配する。地元に勤める人は減るとみられ、「商店街としても(今後の対策を)考えないといけない」。エスピノーサ社長は会見で、雇用への配慮を強調したが、「家族があり、他地域に行けない人もいるはず。そういう人たちこそ日産を支えてきた人たちなのに」と、従業員の今後にも気をもむ。 店先には、今年16年ぶりに復活した日産野球部のユニホームを飾っている。都市対抗野球大会の第2代表まであと1勝と迫る中、「出場すれば街も盛り上がるよねと、皆で話していたところ」と、発表のタイミングの悪さを嘆いた。 ◆横浜市は急きょ対策本部会議を開催 商店街で働く60代の女性は「クラスに4、5人は親が日産関連の子どもがいた。商店街にも多くの従業員が来て、朝夕は歩けないほどだった」と振り返り、驚きを隠せない様子。駅前で飲食店を営む男性は「あと2年したら、ウチも閉店かな」と自嘲気味に笑った。 上地克明横須賀市長は「雇用の中心となる生産拠点がなくなることは大変残念。工場の従業員や取引先をはじめ、追浜地域への影響が最小限となるよう、関係機関と連携して必要な支援や対応に全力を尽くす」とのコメントを出した。 日産の本社がある横浜市は急きょ、対策本部会議を開催。山中竹春市長は、市内に下請けなどの取引先が約800社あることを踏まえて「市の経済に与える影響は非常に甚大で、中小企業支援と雇用対策が重要」と述べた。市や市信用保証協会などは16日から、中小企業向けの特別経営相談窓口を設ける。新たな融資制度も導入する方針だ。 追浜工場と同じく、車両生産を終了する子会社・日産車体の湘南工場がある平塚市の落合克宏市長は「今後の動向を注視するとともに、必要となる協議を進めていきたい」との談話を出した。(篠ケ瀬祐司、神谷円香、曽田晋太郎) 東京新聞 2025年7月15日 21時10分 引用元: ・「あと2年したらウチも閉店かな」 生産終了が発表された日産追浜工場、地元・横須賀の商店街に広がる不安 [蚤の市★]…