1 名前:樽悶 ★:2026/08/05(水) 23:55:23.13 ID:/0cKf3vv9.net 「古代ゲノム研究」とは、人骨化石に含まれる遺伝子情報を解析し、古代の人々の系統や姿などを探る最新の研究分野だ。遺伝子は「ヒトの設計図」とも呼ばれ、これを解析することで、生前の髪質、目の虹彩の色といった外見の特徴まで推定することができる。また解析データを用いることで、集団同士の遺伝的な関係性や混血の程度も明らかになる。 (省略) ■多集団だった旧石器時代 日本人の祖先はいったい何者なのか。これまでは旧石器時代の人々が縄文人となり、のちに北方アジアから渡来した弥生人と交わる中で現代日本人が形成されたという「二重構造モデル」が定説とされていた。 しかし近年の研究により、沖縄で発掘された旧石器時代の港川人と、縄文人との間には遺伝的な連続性がないことが判明した。さらに縄文人のミトコンドリアDNAは地域ごとに異なり、近畿と沖縄、北海道と東北、九州など、地域によって系統の違いがみられることもわかった。これは旧石器時代に複数の集団が日本に渡来し、地域ごとに分化した結果だと考えられる。 ■様々なDNAを持つ日本人 また、縄文人は東アジアの他集団とは異なる遺伝子的特徴を持っていることも判明した。縄文時代に氷期が落ち着いて海水面が上がったことで他民族の渡来が減り、閉ざされた列島で独自に進化したせいだろう。しかし弥生時代に稲作文化を持つ北方アジア人が渡来し、縄文人と交わったこともゲノム研究から明らかになった。ただし稲作の導入が遅かった東日本は渡来系の影響が少ないことなど、こちらも地域によって差があったようだ。 そしてその後、古墳時代にも大陸からの渡来は続き、遺伝的な影響を受け続けた。現代日本人は、長い年月をかけて混合しながら形成されたのだ。 7/25(土) 7:00配信 引用元:…