試合後、取材に応じた新庄剛志監督(54)の一問一答は以下の通り。ー達が好投。どう感じたか「変化球が多くなかったですか、きょう。1回ぐらいは中継ぎでガンガン押していたピッチングを見たかったです。でも0で抑えたので、大したものですよね」ー打線の援護も大きかったのでは「いや、同じ投球じゃないですか。点が入っていなかったとしても」ー事前に6回1失点、2失点ぐらいと想定していたが、それを上回る結果だった「いやいや(笑)。0で行ってくれるとは思っていたんですけど、余裕を持たせて2失点と。2失点?と思ったでしょうね。案の定0で帰ってきてくれたという」ー中継ぎの短いイニングだと球速が出ていた。先発でもどこかでギアを上げるようなピッチングを求めているか「例えば1死二、三塁という時にギアを上げるようなピッチングをしてくれるんだろうなという期待はあって。そういう場面もなかったですから。それが一番ですけど。そういう場面をつくらないというところは。(打球が当たった)足、心配しましたけどね。結構、痛かったと思いますよ。それだけアドレナリンが出ていたのでしょう」ー球数的にも6回でお役御免ということか「ファームで85球しか投げていなかったので、100球を超えるか超えないかぐらいで。きょうは先発が久々なので。そういうところは考えていました」ー五回は相手打線に粘られながら3者連続三振。大きかったのでは「全て大きい。0に抑えたら全て大きい」ー達の後、福島が中継ぎで登板「ボールが良かったね。ボールが良かった。ローテーションが2回りぐらい決まっているので。福島くんはもう、ファームでやることはないでしょう。こっち(1軍)でいろんな経験をし、中継ぎの気持ちも分かり、達くんと同じようにここぞという場面で中継ぎのピッチングを生かしてもらう。きょうは素晴らしいボールを投げていたので。やっぱり違いますね、先発の時とは。投げる場所が…。福島くんがずっと先発の時に抑えていたらローテーションに入っているわけだし、これも競争なので。いますからね、先発は」ー達と福島が中継ぎを経験して、シーズン終盤やその先に生かしてほしいか「(最終的には)もちろん先発です」ー先発復帰までの期間は決まっているのか「いや、先発ピッチャーの状況を見ながら、ピッチングコーチと決めていきたい」ー先発を中継ぎで経験させてまた戻すという起用はこれまであまりなかった。もともと構想は持っていたのか「先発の人数がすごく多いので、こういう起用方法になっているだけであって。先発の枚数がたくさんいなかったら、もちろん達くんも福島くんも先発で行っていました。あとは金村くんがどういうピッチングをして。本人は先発したいと思うから。でも金村くんが中にいてくれるとロングができるので。福島くんもそうですけど、ものすごく助かりますね。(孫)易磊にしても長く投げられるので」ー支配下登録された常谷は1本出なかったが「ね。二回の(1死)一、二塁で打てばスターでしたね」ー積極的にスイングしていたが「河村投手とはファームでも対戦していて、知っているピッチャーだったのでチャンスあるかなと。それが1軍の舞台とファームの舞台では力の入れ具合が変わってくるというところですよね。でも(守備で)いいプレーもしてくれましたし、ここからです」ー清宮幸の動きが軽快だったのではないか「いやもう、オールスターメンバーはノリノリなので。水野くんの前にセカンドまで走者が進んでいたら、オールスターも良かったから点数が入るだろうなというところで、(四回に)有薗くんにギャンブルスタートを出したのだけど、ディレードスチールスタートになった(笑)。それは(ロッテの捕手)佐藤くんも迷うわ、ワンテンポ遅れるわ(笑)。あれは作戦じゃないですから。逆です」ー試合前に熊本地震の犠牲者に黙とうを捧げた。新庄監督も九州出身だが「被災者に対して、僕の口から言えることは、なんとかしのいでくださいということです。その場にいる人間ではないので、それぐらいしか言いようがないですね。ニューヨークの同時多発テロや阪神大震災を経験しているので、その時はなんとか乗り越えるぞ、という気持ちで生活していました。(被災者に)元気を与えられるような試合をしていきます」…