
1: 匿名 2026/07/25(土) 09:31:33 ID:EESXjIga9.net 県政の歪みを示すひとつのエピソードを知ったのは、蔵内の城下町、福岡・筑後市で取材を始めて間もなくのことだった。筑後市は有明海にそそぐ矢部川中流に位置する県南部の小さな市である。住民の1人は、4年前に目の当たりにした珍妙な光景をこう振り返った。「県営のモニュメントの除幕式でのことです。普通は整備した首長が『おめでとう』と祝福されるものだと思うでしょ。ところがこの時、俺が作ったと言わんばかりに真ん中に歩み出たのは県議の蔵内でした。その蔵内を向いて県知事の服部誠太郎が率先して拍手しているんですから、おかしなもんでしたよ」除幕式は20年余りをかけ、代々木公園の3.5個分という規模で整備されてきた「筑後広域公園」の中心に、隈研吾作のバネを模したゲートや竜の石籠を設置したことを記念して行なわれた。ゲートの真下に、蔵内が提唱する「ワンヘルス」を称えるプレートが埋め込まれている。この「ワンヘルス」なる言葉が、獣医師の資格も持つ蔵内の権力構造を読み解くカギのひとつだ。人の健康と新興感染症の原因となる環境や動物の保健衛生を一体的に考える理念だという。福岡県では学校で教育教材まで配られている重点政策だが、ほぼ福岡でしか通じない言葉でもある。理念だけなら聞き流せるが、巨額の税金を投じるとなれば話は別だ。モニュメントだけで4億円もの金が投じられたばかりか、公園全体の整備費は400億円。川の対岸の町では総事業費200億円のワンヘルスセンターなる箱モノの整備も進められている。前任知事の退任後、蔵内の推しで後釜に収まった県庁プロパー知事の誕生は、"蔵内人事"と囁かれた。議会と知事が拮抗するどころか、県議に知事が従うという倒錯した主従関係の象徴的な場面が冒頭の拍手なのである。冒頭の筑後広域公園に足を運ぶと、連休初日なのにスケボー場は利用者ゼロ。本格的なBMXコースも4人の小学生だけだった。なのに、管理料だけで年間4.9億円に上る。指定管理者として県が協定書を結んだ相手は「筑後広域公園振興事業団」なるグループだ。グループを構成する5社を調べていくと、興味深い事実に突き当たった。そのうちの1社、「アシスト九州」の代表取締役のA氏は、蔵内事務所の元秘書で、現在も事務所顧問。しかも筑後市内にある会社の住所の土地建物登記を見ると、山口姓の人物の相続人と申し出ている1人が「蔵内勇夫」だと記されている。蔵内は、福岡選出の国会議員であった蔵内修治の姪と結婚し、蔵内家に婿入りして政界への足がかりとしたが、それ以前の旧姓が「山口」だ。蔵内が推進した県事業で、蔵内の身内企業が収入を得ることに利益相反はないのか。A氏に質問状を送った上で電話で直撃すると、「そこ(=会社所在地)は山口氏が持っているはずですよ」と答えた。しかし、登記に蔵内の名前があることを伝えると、「確認します」と述べてA氏は電話を切った。要するに、蔵内が婿入り前の実家の親族名義を"カモフラージュ"として利用していた可能性がある。実質的な経営者も、蔵内自身だったのではないか。蔵内事務所は「当事務所に対する放火予告事件が発生し、期限までに回答するのが困難です」と回答。また、指定管理者の選定について福岡県庁は、「選定の公平性を確保するため、外部有識者で構成する委員会において、適正に事業者の選定を行っています」(建築都市部公園街路課)と答えた。ニュース《2000万円カツアゲ》“福岡県政のドン”蔵内勇夫・県議会議長に新疑惑 400億円をかけて地元に整備した県営公園の管理業者に身内企業(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース 冒頭の筑後広域公園に足を運ぶと、連休初日なのにスケボー場は利用者ゼロ。本格的なBMXコースも4人の小学生だけだった。なのに、管理料だけで年間4.9億円に上る。指定管理者として県が協定書を結んだ相手…