1: けんもですの 2025/07/15(火) 19:26:13.29 ID:L8ctVVV90●.net BE:242521385-2BP(6000) 「ヘラクレスオオカブトで『神のツノ突進』!」 「サシハリアリの『かみつく』!」 5月中旬の日曜午後。 埼玉県三郷市で開かれているトレーディングカードゲームの「公認大会」を訪ねると地元の小学生10人が真剣勝負を楽しんでいた。 大会に参加した小学6年の黒須朝陽(あさひ)君(11)は「ルールは簡単。虫の絵もかっこいい」と夢中に。 小学4年の弟・葵生(あおい)君(9)も「虫について学べるし、大会がたくさんあって、強くなれて楽しい」と話す。 会場は、駅からほど近い貸会議室の一室。参加者は保護者を含め、20人ほどの小さな大会だ。 だが、この大会のカードがいま、業界に風穴を開けようとしている。 その名は「蟲神器(むしじんぎ)」。 100円ショップ・ダイソー発の「100円トレカ」だ。 2: けんもですの 2025/07/15(火) 19:26:39.19 ID:L8ctVVV90.net BE:242521385-2BP(5000) 2022年11月に発売されると、ダイソーがトレカ市場に本格参入したと話題になった。 有名ユーチューバーも相次いで取り上げ、今や累計1千万セットを売り上げるヒット商品に育っている。 蟲神器は虫がテーマの対戦型で、2人で遊ぶ。 シャッフルしたデッキ(山札)から虫のカードなどを引く。 それを使い、相手が「場」と呼ぶスペースに出している虫のカードを攻撃するなどして勝利を目指す。 一見すると難しそうだが、実際に遊んでみると対戦は10分ほどで終わり、ルールもシンプルだ。 遊ぶのに必要なカードは1人20枚。 人気トレカの「ポケモンカードゲーム」(60枚)、「遊戯王OCGデュエルモンスターズ」(40~60枚)に比べて半数以下と少ない。 価格も1パック5枚入りで税込み110円。 一つ買えば、すぐに2人で遊べる入門用の50枚入り(説明書カードなどを含む)も同じ、同110円と破格だ。 会社員の高橋一徳さん(45)は「(税別)100円なら、子どもに買ってと言われても一つならいいかなと思える」と話す。 7: けんもですの 2025/07/15(火) 19:27:19.56 ID:L8ctVVV90.net BE:242521385-2BP(5000) そして、親子らを引きつける魅力はカードそのものにも。 カードには実在する虫が描かれ、食べものに合わせて赤、青、緑の色で分けられている。 例えば、赤の属性は肉食の虫で、緑の草食の虫に2倍のダメージを与えられる、といったルールがある。 カードで虫の食性が学べるうえ、専門家が監修した解説文もあり、図鑑さながらの知識が得られるという。 …