1 名前:樽悶 ★:2026/07/18(土) 23:55:34.63 ID:/GiQ5TD99.net 滋賀県高島市安曇川町田中の上御殿(かみごてん)遺跡で、弥生時代後期末から古墳時代前期にかけて(2世紀後半~3世紀前半)の鍛冶炉を有する竪穴建物跡が見つかり、県文化財保護協会が16日発表した。県内では湖東の稲部遺跡(彦根市)と並び最古級の鍛冶工房跡と考えられ、湖西でも早い段階から金属器を生産していたことが明らかになった。 調査では竪穴建物跡8棟が出土。炉を有するのは大型円形の2棟で、直径7.2メートルの建物跡から4つ、同6.0メートルの建物跡から2つの炉が確認された。他の6棟が密集しているのに対し、2棟は集落の縁辺部に営まれていた。 確認された全ての炉が床面より数センチ高く、湿気を嫌って粘土などでかさ上げしたとみられる。被熱して硬化している箇所を中心に焼土が広がる同心円状の被熱痕になっており、フイゴなどを用いて火力を強くした構造の可能性が考えられるという。 2棟からは丹後や北陸、湖南の「外来系土器」も出土し、活発な人的交流もうかがわせる。 調査は県営農地防災事業に伴い令和6年10月から実施され、6~7年度の調査では弥生後期から古墳時代前期にかけての竪穴建物跡約20棟が出土。湖南の土器や湖東の石材で作られた砥石(といし)、丹後・若狭地域の土器も出土し、女王・卑弥呼が活躍した2世紀末~3世紀中頃の邪馬台国時代に琵琶湖と日本海をつなぐ交流拠点だったことを裏付ける成果が得られている。 平成25年には、中国・華北や内モンゴルに分布するオルドス式短剣に酷似した双環柄頭(そうかんつかがしら)短剣の鋳型(紀元前4世紀~紀元3世紀)が出土。国内に出土例がなく、日本海を介して中国大陸と交易していた可能性が指摘された。 大阪府立弥生文化博物館の禰冝田佳男館長は「オルドス式短剣と同時期なのかは今後明らかになってくると思われるが、上御殿遺跡が湖西における金属器生産を担う拠点であったことが考えられる」と話す。(以下ソース) 7/17(金) 8:07配信 引用元:…