1 : タクシー業界で深刻化する運転手不足などの解決に向け、軽自動車によるタクシーの運行が全国に先駆けて九州で始まった。地方には軽自動車のドライバーが多く、事業者は乗り慣れたサイズの車両を提供することで新たな担い手の確保につなげたい考えだ。(川口尚樹) 業界大手の第一交通産業が26日、北九州市で2台の軽タクシーの運行を始めた。ダイハツ工業の「タント」と日産自動車の「ルークス」のガソリン車を改造し、佐賀県以外の九州各県と滋賀、茨城県など全国17県で早ければ7月までに計20台を導入する。耐久性などに問題がなければ、さらに増やす方針だ。 軽タクシーの導入は国が今月、規制を緩和したことで可能となった。従来はEV(電気自動車)と福祉用途に限定していたが、各県のタクシー協会が申請すれば、都市部では各事業者の配置台数の最大2割まで、地方部では同5割まで導入できるようになった。乗客の定員は3人で、普通車と同じ料金での運行となる。 背景には深刻なドライバー不足がある。タクシー運転手は2024年までの10年で3割減少し、多くのタクシーが燃料とするLPガスのスタンドも25年までの10年で3割減った。こうした中、新たな担い手として期待されるのが日常的に軽自動車を運転するドライバーだ。全文はソースで…