1: 少考さん ★ Nrkq+rM29 2026-06-19 18:40:49 共に生きる 多様な社会 土葬墓地巡るトラブル 日本人ムスリムが訴える認め合う社会 | 毎日新聞 インタビュー 有料記事 2026/6/19 15:00 我が国の火葬率は99.9%(厚生労働省、2024年度)に上り、土葬はほとんど姿を消した。一方、急増しているイスラム教徒(ムスリム)は、宗教上の理由で土葬墓地建設を求め、地元住民とのあつれきも表面化している。共生社会実現に向けて我々はどう対応すべきだろうか。日本ムスリム協会の前野直樹理事に聞いた。【聞き手・西尾英之】 イスラムと日本の友好、長い歴史 イスラム教だけではなく、キリスト教などを含めた一神教の教えでは、最後の審判の日、誰もが永遠の天国か地獄かに振り分けられる。一神教が描く地獄とは、火の責めを受け続けるものだ。死後に焼かれるのは地獄で火あぶりにされるのと同じで、死後も魂が苦楽を感じると信じる本人には大変な苦痛だ。遺族にしても、さっきまで息をしていた家族に、誰が地獄の苦しみを味わわせたいだろうか。 ムスリムが土葬を求めるのは、そういった宗教上の理由だ。土葬は死者を丁重に弔う手段として受け継がれ、世界中で今も多くが土葬されている。日本でも歴史的には土葬が主流で、今もそれを望む人もいる。土葬が日本の伝統に反し、死者への礼節を損なうとの考えは誤解だ。水質や土壌汚染をもたらすとの批判もあるが、単なるイメージに基づくもので、科学的な根拠があるものではない。 土葬墓地やモスク(イスラム礼拝所)建設への反対は、SNSの限られたアカウントからの発信から広がった、ゼノフォビア(外国人や他民族への嫌悪、排斥感情)、イスラムフォビアともいえる風潮に基づくものだ。 イスラムと日本は長い間、友好的な関係を築いてきた… 残り1025文字(全文1682文字)…