1: 蚤の市 ★ 2025/07/08(火) 20:15:46.49 ID:i4mR0BnP9 地域防災を担う消防団で、自治体から支給される報酬を受け取れない団員が後を絶たない。団側が報酬を現金で手渡しさせるなどして「上納」させているからだ。総務省消防庁は3年前、こうした不正を改めるよう自治体に通知したが、一部の消防団では改善されていない。複数の団員が朝日新聞の取材に実態を証言した。 消防団員は非常勤特別職の地方公務員で、全国に約74万7千人(昨年4月時点)いる。総務省消防庁は、団員の年額報酬3万6500円、1日の出動報酬8千円を「標準額」とし、金額は自治体によって異なる。 国が是正通知を出した後も 証言や団幹部とのLINEのやり取りなどによると、香川県内にある消防団の分団では、幹部がLINEなどで年報酬を定例会に持参するよう指示。団員はこれに応じて幹部に手渡したといい、「おかしいと思っても言えない雰囲気があった」と語る。埼玉県所沢市のある分団でも、団側からLINEで年報酬の支払いを促され、団員は指定された口座に振り込んだ。いずれも通知後の2023~25年のことだ。 団側が団員に報酬を上納させる手口には、これらの「現金型」のほか、団員の通帳やキャッシュカードを団側が預かるといった「口座型」もある。愛知県内の団員は入団時に幹部から口座を作り、通帳を渡すよう口頭で指示された。通知より前のことだ。指示に従った団員は「以来、報酬を手にしたことはない」と言い切る。内部資料には、団員から集めた報酬は団側が管理すると記されていた。以下略…