
1: ネビラピン(東京都) [FR] 2026/06/12(金) 10:40:37 中国のフレキシブルワーカーが3億人突破、「想像を超える数字」が示す問題―香港メディア中国で非正規雇用など柔軟な働き方をするフレキシブルワーカーが3億人を突破したと報じられたことについて、香港メディアの香港01は「想像を超える数字はどんな問題を示しているのか」との記事を掲載した。Record China 中国で非正規雇用など柔軟な働き方をするフレキシブルワーカーが3億人を突破したと報じられたことについて、香港メディアの香港01は9日、「この想像を超える数字はどんな問題を示しているのか」との論評記事を掲載した。 記事は、首都経済貿易大学と中国就業促進会が共同で設立した「中国新就業形態研究センター」が最近発表した報告書で、中国のフレキシブルワーカーが3億人を突破したことが分かったと言及。 同報告は2024~25年のブルーカラー労働市場を分析したもので、配車サービス運転手、フードデリバリー配達員、宅配員、家政婦、ライブ配信者、トラック運転手、製造業労働者、建設労働者、清掃員、警備員などが調査対象となっていると説明した。 そして、「ブルーカラー就業者の中でフレキシブルワーカーが占める割合は非常に大きく、25年には2億8000万人、そして26年内には3億2000万人に達すると予測されており、雇用市場における補完的な役割から重要な柱へと変化している」と指摘。 「この数値自体はあくまで推計値であるが、中国の雇用市場の変化を示す指標として一定の説得力を持つ」と述べた。 その上で、「もし予測が現実となれば、中国の労働市場で重大な構造変化が起きたことを意味する」と指摘。 「国家統計局によると、2025年末時点の就業者総数は7億2000万人だ。 3億2000万人という数字は全就業人口の約44%に相当し、その比率は多くの人の想像を超えるものだ」とし、安定雇用が理想の働き方だった時代から、フレキシブル雇用が急速に広まった背景として2点を挙げた。 1点目は「中国経済や人々の価値観が変化していること」とし、「フレキシブルワーカーの中には、自ら進んでこの働き方を選んだ人も少なくない。 特定の企業や勤務地に縛られることなく、柔軟で多様な働き方を求めている」と紹介。 「人の選択は常に損得勘定の結果である。 生活に困窮していた時代であれば安定した工場勤務を選んだだろうが、生活水準が向上し、インターネットの発展などによって柔軟な働き方でも相応の収入を得られるようになった現在、人々の選択肢は変化している。 報告書でも、現在のフレキシブルワーカーは『生存には困らないが、発展の余地は限られている』という特徴を持つと指摘されている」とした。 2点目は「やむを得ずフレキシブル雇用に流入した人も少なくないこと」で、「多くのフレキシブルワーカーは長時間労働を強いられながら、十分な社会保障を持たない。 特に近年急増した失業者が多数流れ込んでいる現実がある。 25年の配車サービス運転手に関する調査では、回答者の77%が失業後に業界へ転職していた」と指摘。 「最近、遼寧省や広西チワン族自治区で発生した事故の車両は、いずれも日雇い労働者を運んでいた」と言及した。 記事は、「民は邦の本、本固ければ邦寧し(民こそが国の土台であり、土台が安定すれば国が平和になる)」との言葉を用い、「中国は労働市場や経済環境、人々の意識の変化を直視すると同時に、経済成長の鈍化や安定雇用の減少がもたらす影響にも目を向ける必要がある。 そして、将来に備えて経済の健全な発展を促し、膨大なフレキシブルワーカーに対する社会保障の充実と新たな雇用機会の創出に力を注ぐことが求められている」と結んだ。…