遠州地域の伝統産業に触れる一日 静岡県西部の遠州地域は、三河(愛知)、泉州(大阪)と並び、日本三大綿織物産地の一つとされています。この地域で育まれてきた伝統産業への理解を深め、愛着を持ってもらうことを目的に、「綿の産地フェア 遠州『染め・織り』マーケット」が開催されます。 2026年5月30日(土)にアミューズ豊田を会場として行われるこのフェアは、2008年から続く歴史を持ち、特に2022年に会場をアミューズ豊田に移してからは、多くの来場者で賑わう人気イベントとなっています。 遠州織物の販売と特典 フェアでは、遠州織物の製造・販売を手掛ける県西部の18社・団体が出展を予定しています。コーデュロイや別珍、綿・麻などの生地や製品が販売され、生産者との交流を通じて、作り手の思いを直接感じることができます。 特に、午後の時間帯には商品の追加品出しがあるため、午後の来場が推奨されています。また、13時からはWEBアンケートに回答した先着200名に「注染そめの手ぬぐい」がプレゼントされる特典も用意されています。 貴重なものづくり体験 イベントでは、12時から体験コーナーも設けられます。ここでは、織物の製造過程を実際に体験することができます。「製紐機(せいちゅうき)」を使った紐づくり、「手織機(ておりき)」を使った機織り体験、コーデュロイ特有の畝と柔らかな肌触りを生み出す「せん毛」の体験など、普段なかなか触れることのできない貴重な機会が提供されます。 磐田市の代表的な織物 磐田市で生産されている主な織物には、以下の種類があります。 コーデュロイ フランス語の「Corde du Roi(王様の畝)」が語源とされており、生地表面の畝(うね)と呼ばれる凹凸が特徴です。磐田市の福田地区は、国内のコーデュロイ生産において約90%のシェアを誇っています。 別珍(べっちん) 英語の「Velveteen」が語源です。表面に畝がなく、毛羽で覆われているのが特徴で、高級感のある落ち着いた光沢と深みのある色合いが魅力です。 遠州織物 磐田市を含む遠州地域で織られている織物の総称です。糸から生地になるまでの作業工程が細かく分業化されており、各工程の職人が生み出す高品質で豊かな風合いは、国内外から高い評価を受けています。 イベント詳細情報 産地ならではの魅力を感じられる「綿の産地フェア 遠州『染め・織り』マーケット」に、ぜひ足をお運びください。 イベントの詳細は、以下の静岡県繊維協会のホームページで確認できます。 静岡県繊維協会ホームページ: また、コーデュロイをはじめとした磐田市で生産されている織物については、コーデュロイハウスのホームページもご覧ください。 コーデュロイハウス:…