衣替えで服の行方が「廃棄」から「循環」へ移行 株式会社オンワード樫山は、全国の20代から70代の男女418名を対象に「【ファッション消費】夏を見据えた衣替えのアンケート調査」を実施し、その結果を発表しました。この調査では、5月の購買意向や、春から初夏にかけての衣替えの実態、購買行動が定量的に明らかにされています。 衣替えに伴う服の手放し方:循環型が廃棄を上回る 5月に夏を見据えた準備として行われる衣替えについて調査したところ、回答者の84.0%が衣替えを実施する、または実施予定であることが明らかになりました。具体的には、4月中に衣替えを済ませた人が48.8%、5月以降に予定している人が35.2%でした。 衣替えをした人のうち、75.5%が洋服を手放していることが分かりました。 洋服の手放し方としては、「捨てる(廃棄・自治体回収)」が43.6%と最も多いものの、「ブランド古着買取・リサイクルショップ(25.1%)」、「フリマアプリで売る(14.3%)」、「家族・友人・知人に譲る(8.7%)」などを合わせた循環型の手放し方が合計で56.4%に達しました。この結果から、衣替えをきっかけに、服の消費行動が廃棄から循環へと移行している実態が示されています。 5月のファッション購買意向は高水準 5月のファッション商品への購入意向について尋ねたところ、「とても購入したい気持ちがある(22.7%)」と「やや購入したい気持ちがある(42.8%)」を合わせると、65.5%の人が購入意向を持っていることが分かりました。初夏に向けてファッション消費のモチベーションが持続している状況がうかがえます。 4月の気候と購買行動:夏物先取り需要が牽引 5月の高い購買モチベーションの背景には、4月の気温上昇や新生活による購買の活性化がありました。4月の気候・気温について、51.7%の人が例年より暑かったと回答しています。 気候体感と購買行動を分析すると、「とても暑かった」と感じた層の購買率が85.4%と突出して高くなりました。また、気候・季節の変化を感じてファッションアイテムを購入した人(62.9%)の購入カテゴリーは、1位が「カットソー・Tシャツ(41.4%)」、2位が「シャツ・ブラウス(34.2%)」となり、夏を見据えた軽い素材のトップスに需要が集中したことが分かります。 4月の購買動機は多様化 4月は購買動機が多様化する月であり、「気候・新生活・気分転換」が同時に作用していることが明らかになりました。「新しい自分を見せたい・印象を変えたい気持ちでファッションを変えましたか?」という設問に対しては、実際に変えた人が48.6%に達し、「変えようと思ったが、まだ行動できていない」と回答した19.1%を加えると、全体の67.7%がスタイル変化の意識を持っていることが示されました。 今回の調査結果から、春から初夏にかけてのファッション消費モチベーションは5月も高く持続することが明らかになりました。また、衣替えを通じた服の循環化という新たなライフスタイルの広がりも確認されています。 アンケート調査 概要 調査主体: オンワード樫山 マーケティンググループ 調査方法: インターネットアンケート 調査システム: knowns 調査対象: 全国20代から70代の男女418名 調査期間: 2026年5月7日(木) 関連リンク 過去のマーケティング調査: 株式会社オンワード樫山 公式サイト:…