
696年ぶりに帰ってきた仏像が「模造品」?金銅観音菩薩坐像 数奇な事情(ハンギョレ・朝鮮語) この仏像は実は復元品だ。 浮石寺が本物ではなく模造仏像を奉安することになった背景には、数奇で悲しい事情がある。2012年、国内文化遺産の窃盗団が日本の対馬島にある寺院の観音寺(観音寺)で金銅観音菩薩坐像を密搬入する事件が発生した。 曹渓宗は、「結縁文(製作記録)を通じて仏像が浮石寺で造成されたという事実が確認される」とし、翌年、大韓民国を相手に占有移転禁止仮処分を申請した。 浮石寺も2016年に国家に不祥事引渡し請求訴訟を提起し、その翌年の1審では勝訴したりもした。 だが、6年が過ぎた2023年2審で判決が覆され、その年の最高裁最終審も看論旨の手をあげた。 歴史的に該当仏像が浮石寺で造成·奉安されたことは事実だが、現時点で所有権は日本民法上取得時効を完成した観音寺にあるという判断だった。 「本物」の仏像は昨年1月24日から5月5日まで浮石寺で100日親見法会を最後に再び日本に渡った。 その代わり、忠清南道歴史文化研究院と観音寺が協議して復元品を作り、浮石寺に奉安する代案を用意した。 復元品は仏像の最初の形をそのまま蘇らせることに焦点を置いて製作された。 観音寺が公式複製を許可し、日本の大阪にあるクモノスコーポレーションが3次元(3D)スキャンデータを無償で提供した。 これを土台に忠清南道歴史文化研究院は数百年の歳月が込められた細部彫刻と表面質感の微細な屈曲まで精密に復元した。 特に合金比の分析結果と諮問会議を経て、模造仏像の材質を原本と同一にした。 本物には焼失したが、初期製作当時にはあったと推定される保管と座台も加えた。 同日、奉安式を訪れた市民たちは、「やっと安心した」という反応を示した。 キム·ガプスンさん(73)は、「本物が日本にあって残念だが、復元品でも見ることができて安心した。 (略奪された本物と違って)復元品はよく保存されてほしい」と話した。 (引用ここまで) 以前から作成されていた3Dデータを元にした、観音寺所有の観世音菩薩坐像のレプリカが韓国の浮石寺に安置されたとのニュース。 ちょっと見ていただきたいのですが。 こちらが対馬で展示されている仏像。 展示はいまのところ終了していて、7月からは九州国立博物館で展示されるとのこと。 (画像引用元・対馬博物館サイトから画面キャプチャ) んで、こちらが韓国で安置されたレプリカの画像。 (画像引用元・共同通信 映像から画面キャプチャ) ……だいぶ趣が異なりますね。 実はこれ、以前から韓国・浮石寺側では「金箔を貼りたい」って言い続けてたんですよね。 対馬仏像盗難問題 韓国寺院が金彩施す意向 被害側「ありのままで返して」(長崎新聞) 改金仏事というのだそうですね。 金は「不変的な価値を持つ」とのことで、こうした儀式をすると。 たしかに韓国国内に残っている仏像は金色をしています。 いろいろと「文化がちがーう」ってヤツを感じさせられます。 こんなんが普通です。ソウルにほど近い場所にある能仁禅院ってところの画像。 日本でもなくはないですが、こんなんばっかりなのとはちょっと違いますよね。 あとちょっと判決がずれたままだったら、レプリカでなく本物がこんな状態にされていたってことなんだよなぁ……。 あ、それと7月の九州国立博物館での展示についての記事も置いておこう。 韓国から戻った「盗難仏像」、九州国立博物館で展示へ…「地域で仏像を守る意識を高める機会に」(読売新聞) 大澤さんが09年に見た際、仏像の頭上に「宝冠」と呼ばれる金属製の飾りが付けられていた。対馬に伝わった後に作られたとされ、盗難の際に壊されたという。展示では、壊された宝冠と当時の写真も紹介する。大澤さんは「対馬の人たちが拝み続けてきた姿には戻らない。戻ってきてよかっただけでなく、そのことも伝えたい」と力を込めた。 (引用ここまで) 以前から「盗難時に宝冠が破壊された」って話があったのですが、それをはじめて見ることができるとのこと。 対馬、隠岐は本当に防犯意識を高めてほしい……。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 「日韓協力は可能なのか」との話題を安保面から見てみる 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…