1: 蚤の市 ★ s1RQImu99 2026-05-02 07:35:33 [トランプの米国 中間選まで半年]<1> 米サウスカロライナ州の港町チャールストン。郊外の一軒家を借りて妻と息子4人で暮らすエリック・アッチソンさん(42)は今年、教会などが食料を無料で配るフードバンクの利用を始めた。夫婦の月収は計7000ドル(約110万円)あるが、「我が家の食料の多くはフードバンクに頼っている」状況だ。 フードバンクで受け取った食料を仕分けするエリック・アッチソンさん(左)とディーナーさん(4月24日、米サウスカロライナ州チャールストンで)=中根圭一撮影 家賃は月3000ドル(約48万円)。4月の水道代請求額は327ドル(約5万2000円)で1年前のほぼ2倍。電気代も月500ドル(約8万円)はかかり、節約のため夜8時には家の明かりを消す。ガソリン代もトランプ政権によるイラン攻撃後に跳ね上がった。妻ディーナーさん(41)は電卓をたたきながら、「気軽にファストフード店すら行けない」とこぼす。 将来には不安しかない。「家を持つことは『アメリカンドリーム』だと思っていたが、とても夢はかなわない。大学を出て仕事に励めば、幸せな人生を送れる時代は終わった」。エリックさんは天を仰いだ。 トランプ政権下の米国を覆う 閉塞へいそく 感の原因の一つに「アフォーダビリティー」の欠如が挙げられる。「値頃感」「手が届く価格」を意味する言葉だ。公共料金や住宅コスト、食費などの高騰が、米国の豊かさを支えてきた中間層にすら「生活が成り立つかどうか」との不安を抱かせる。 オクラホマ州で食料配布に携わるオースティン・プリケットさん(37)は変化を肌で感じている。「これまで訪れるのはシングルマザーや高齢者が多かった。今は違う。ごく普通の家庭が来る」 ◇ 半年後の11月3日に予定される中間選挙では、第2次トランプ政権への評価が有権者から下される。注目の政策テーマや現象から、米国の現在地を報告する。 読売新聞 2026/05/02 05:00…