
1: 七波羅探題 ★ cLb8rqAC9 2026-05-01 07:08:20 集英社5/1 ≪指名手配・福生マッチョハンマー男≫亡き父親は有名プロ囲碁棋士「先物取引で失敗、借金が大変で…」母親が語った“末っ子”の苦悩「彼女もいたけど仕事してないから結婚を許されず」 ゴールデンウィーク初日の早朝、東京都福生市の住宅街でハンマーを振り回すなどして男子高校生2人と警官3人に重軽傷を負わせて逃亡した職業不詳・高林輝行容疑者(44)=警視庁が殺人未遂容疑で全国指名手配=。出頭してほしいと願う同居の母は集英社オンラインの独占インタビューに対し、容疑者の亡き父親について語り始めた。(前後編の後編) ■親はプロ囲碁棋士、先物取引で一年で億近いお金を稼いだことも… 「輝行は4人きょうだいの末っ子です。上から男、男、女、そして輝行の3男1女。長男は優しい性格で関東地方の養護施設で働き、次男は世界中を旅する人で、2〜3日前に東南アジアから帰国したばかりです。 輝行は家を手作りするような凝り性で、ラーメンなんかも本格的にこだわって作っていたみたいで、レシピもちゃんと書き残してあるんです。出汁の丸鶏とか、砂糖、一味、ラード、醤油とか……そういうふうに細かく書いてあって。 やっぱり、あの子なりに相当勉強熱心だったんだなと思います。努力家で、間違ったことが嫌いな性格だったのかなと思います。いつもここに座って、パソコンを見ていました」 自宅で高林容疑者がいつも座っていた椅子を見つめながら、母親は容疑者の亡き父について語り始めた。 2019年7月7日に亡くなった囲碁棋士の高林拓二氏(追贈七段)のことだ。自身はタイトルには無縁だったが、門下に十段戦2期、碁聖戦1期など主要タイトル保持者である台湾出身の許家元九段らを抱えた名伯楽として知られた棋士だった。 「私は東北の出身、主人は石川県の金沢市出身です。生活費は、主人が囲碁の棋士として稼いでいました。ただ、内輪話ですが主人は昔、先物取引で大失敗をしました。囲碁を脇に置いて儲けようとして、人からお金をたくさん借りてスタートしたのですが、どこかで起きた戦争か何かで金の価格が跳ね上がってしまって。 儲かった時は一年で億近いお金を稼ぎ、札束を抱えて気勢を上げていたこともありましたが、戦争の影響で吹っ飛んじゃった。借りた億近いお金を返すのに、14年かかりました」 ■「彼女がいたこともあったのですが…」 囲碁や将棋にかかわらず、古い世代の棋士には賭け事に目がない人も多いといわれている。プロの勝負師としてのフィールドは盤上にとどまらず、競馬場やボートレース場通いを公言する棋士は、一人や二人ではない。 株や相場も勝負の一環と思えば、高林七段の横顔に暗い影を落とすような話ではない。ただし、家族にとっては別だったようだ。 「主人は囲碁に関するグッズのようなものを販売する仕事もしていて、一セット売れば10万、20万になりました。主人は口が上手くて、相手を褒めちぎってそれを勧めるんです。そばにいた私は、売りつけるようなやり取りを聞いていて胸が苦しくなり『お父さん、あんまり売り込みしないで』と袖を引っ張ると、彼は面倒くさそうな顔で日本棋院に出かけて行く、そんなことが続きました。主人は借金の返済で頭がいっぱいで、子供のことまで手が回らないところもありました。 輝行にも彼女がいたことはありますが、私にはあまり言わなくて。女優の菜々緒さんに似た美人さんでしたけど、結婚には至りませんでした。相手の家が金融系でしっかりした家柄で、仕事のない息子は受け入れられなかったんでしょうね」 どんな蛮行を行なったとしても、子を想う母親の気持ちは変わらない。高林容疑者は一刻も早く姿を現して、何があったのかを語るべきではないだろうか。…