1: おっさん友の会 ★ k3j7dSNQ9 2026-04-26 16:56:25 決着までに7年あまりを要したヒグマ駆除をめぐる行政訴訟。3月下旬、最高裁判所が言い渡した確定判決で猟銃所持の許可を取り戻した北海道のハンターは、この長い闘いを「意義のある7年間だった」と振り返った。 ところが、その“完全勝利”の直後、思いもよらぬ事実が明らかになる。押収されていた猟銃のうち、最も重要な1挺──まさにヒグマ駆除に使用され、許可取り消しのきっかけともなった銃が、あろうことか捜査機関に「廃棄」されていたのだ。 関係者の誰もが耳を疑ったこの事態に、当事者の憤りは収まる気配がない。最高裁判決から現在までの経緯を整理する。(ライター・小笠原淳) ●「返してくれ」闘い続けたのに、なぜ“廃棄”なのか 「考えられないよ。よりによって、絶対に保管しておくべき1挺を廃棄するなんて…。どう考えてもおかしくないか」 北海道猟友会・砂川支部長の池上治男さん(77)は、そう憤りをあらわにする。長く続いた行政訴訟で代理人をつとめた弁護士からこの事実を知らされたのは、4月中旬のことだった。 「検察が銃を廃棄してたと。理由は、私が廃棄に同意したからだって。何をか言わんやだ。一貫して『銃を返してくれ』と言い続けて裁判まで起こした人間が、廃棄に同意なんてするわけないでしょう。終わってるよ、警察も検察も」 半月前の勝訴の喜びから一転、「ハンターの魂」を取り戻したはずの池上さんは、再び深い失望に突き落とされた。 ●一度は負け、最高裁でひっくり返した「7年越しの完全勝利」 池上さんは、地元・砂川市の依頼でヒグマを駆除した際の発砲行為を警察にとがめられ、北海道公安委員会から猟銃所持許可を取り消された。 (中略) 公開謝罪から一夜明けた4月10日、代理人の中村弁護士が、銃を保管しているという札幌地検に問い合わせた。その4日後、返ってきたのは、耳を疑うような衝撃的な回答だった。 「適正に廃棄しました」 理由は「所有権放棄書へ署名をもらった」ため。では、その「所有権放棄書」を見せてほしいと求めると、「不起訴記録なので閲覧・謄写はできません」というのだ。 そもそも池上さんが、いつ放棄に同意したのか、実際に破棄されたのはいつごろなのか聞いても「お答えできない」ということだった。 弁護士ドットコム…