
1: 七波羅探題 ★ 2026/04/20(月) 06:47:06 ID:nGjc/MSL9 DIAMOND, INC2026年4月17日 10:00 「青学を蹴って津田塾へ行った」と言っても息子に信じてもらえない…女子大の未来はどこにある?「津田塾は中堅レベルだが、十分に高学歴と呼んでいい」。受験業界関係者のそんな言葉に絶句した。また、津田塾OGのアラフィフ女性は「青学を蹴って津田塾へ行ったと話しても、息子に全然信じてもらえなかった」と語る。かつて早慶との併願が当たり前だった名門女子大が、いつの間にか“中堅校”になっていた令和。女子大の凋落は止められないのか。それとも、偏差値では測れない何かが今も女子大にはあるのか?女子大OGのキャリア女性にアンケート&インタビューを実施したところ、そこから聞こえてきたのは意外な言葉だった……。ダイヤモンド・オンライン 「津田塾は中堅レベルだが、十分に高学歴と呼んでいい」。 受験業界関係者のそんな言葉に絶句した。 また、津田塾OGのアラフィフ女性は「青学を蹴って津田塾へ行ったと話しても、息子に全然信じてもらえなかった」と語る。 かつて早慶との併願が当たり前だった名門女子大が、いつの間にか“中堅校”になっていた。 女子大の凋落は止められないのか。 それとも、偏差値では測れない何かが今も女子大にはあるのか?女子大OGのキャリア女性にアンケート&インタビューを実施したところ、そこから聞こえてきたのは意外な言葉だった……。 ■津田塾が“日東駒専”レベル……? 「津田塾は中堅レベルだが、十分に高学歴と呼んでいい」 きっかけは、受験業界関係者による、こんな「褒めているらしき」趣旨のツイートを目にしたことだった。 「中堅レベル」? 「十分に高学歴と呼んでいい」? 90年代前半に大学入学した私の世代では、津田塾は難関の名門女子大という位置付けだった。 たしかにこの頃すでに共学大学への進学はかなり浸透してはいたものの、特に津田塾の英文学科は当時の私大文系偏差値ランキングで70超えを誇る。 明治の女子高等教育の先駆者・津田梅子(お財布の5000円札を見てほしい)による開学の精神や歴史に憧れた女子にとっては、もちろん第1志望。 語学力を武器にしたいキャリア志向の女子にとっても、津田塾はお茶の水女子大や早慶上智、場合によっては東京外大の併願校として、引けを取らない難関の選択肢だったのである。 もちろん閉学や他大学との統廃合ラッシュなど、女子短大や女子大が置かれた近年の苦境は十分承知だ。 しかし少子化による学校淘汰は女子大だけでなく国内大学に共通の問題でもある。 それにしても、あの津田塾を“中堅レベル”とは……。 隔世の感に動揺を隠せない私が「どう思う?」と津田塾卒のキャリア女性に連絡してみると、アラフィフの彼女はカラカラと笑い、 「高校生の息子が大学受験を意識し始めて、私の出身大学を聞いてきたので答えたら、『ああ聞いたことある、日東駒専くらいの難易度だよね』って言われましたよ。 『青学を蹴って津田塾へ行った』って話しても、全然信じてもらえなくて」 と、のたもうたのである! (中略) “お嬢様大学”ブランドという誤解 もちろん一言に女子大といってもさまざまな立ち位置、建学の精神がある。 特にバブル期以降、JJやCanCamなど、いわゆる赤文字ファッション誌の常連お嬢様大学として共学大とのインカレサークルで男子からチヤホヤ大人気、なんていう“お嫁さん候補”育成のブランド女子大もあった。 社会人となってから上司や取引先のおじさんに出身大学を問われ、女子大の名を出した途端に先方が「いいねぇ」と相好を崩して同校出身の知らん女性との甘酸っぱい思い出をウットリ語りだすという、「知らんがな」案件を経験した女子大OGも少なくないはずだ。 実際に女子大に通う女子たちの実感や実態とは別に、女子大イメージとはかくも勝手な一人歩きをしていったものである。 だが先述したとおり、女子大には女子高等教育の場としてアカデミックかつ切実な社会的要請から発生した歴史があり、女子大ならではの環境において、その大きな実りは確かにあったのだ。 ■10年前よりもさらに淘汰が進む女子大、その現実 いやな表現だが、女子大の閉校や統廃合、難易度低下が“凋落”という言葉でニュースになるようになって久しい。 実は私自身もまさに「女子大凋落」のニュースについてコラムを書いた記憶があり、手元の原稿を掘り起こしたら、なんとほぼ10年前、2017年のコラムだった。 「女子大の志願者が減って、津田塾の偏差値が74から65に落ちた」というのが2017年当時のネットでも騒がれていたのだが、あれから約10年の間に女子大志願者はさらに減少した。 共学志向がさらに顕著となり、女子大は淘汰の時代に入った。 カリタスや東洋英和、東京女学館、恵泉、神戸海星女学院、京都ノートルダム女子など、いくつもの女子短大や女子4大(4年制大学)が募集停止・閉校を発表した。 川村学園、武庫川女子や鎌倉女子など、共学化や他大学との統合での生き残りに舵を切る女子大もあとを絶たない。 “女子”大生ではなく“女子大”生。 そんな時期を過ごしたOGや在学生、そして女子大で教鞭をとる教員の皆さんは、女子大の現在と未来をどう見ているのか、声を聞きたい。 そんな思いに駆られて協力者を募り、アンケートに答えてもらった。 すると見えてきたのは、“女子だけを集めた高等教育”という、特別な環境が可能にした無形資産だったのだ。…