
1: 七波羅探題 ★ 2026/03/20(金) 19:27:45 ID:3xatCBY79 NewsweekJapan2026年3月17日(火)21時40分 「中国人は大阪を『日本の中国』と呼ぶ」...上海の不動産コンサルタントが明かした実態<高騰を続ける日本の不動産。ベテランジャーナリストが日本や中国で取材し、驚愕の実態を解き明かした> 『強欲不動産――令和バブルの熱源に迫る』(吉松こころ・著、文春新書)の著者は、不動産業界で取材を始め...Newsweek日本版 都内の新築タワーマンションの販売所には人が押し寄せ、最高で1000倍という倍率がついた。 東京から1000キロ離れた北海道のスキーリゾート・ニセコでは造成された山に建つ別荘に、おおよそ30億円の値がついた。 値段もつかなかった原野が、1億円以上で取引された。 (「はじめに」より) だとすれば、「いったい誰が買っているのだろう?」と不思議に感じるのは当然の話。 そこで著者は、「自分の足で現地を歩き、自分の目で見て、話を聞き、それを記録しよう」と決心した。 『強欲不動産――令和バブルの熱源に迫る』 つまり、そうして生まれたのが本書なのである。 なお、著者が取材の過程で知ることになったという「逃資(とうし)」「フリーライド」「内巻(ネイジュアン)」が、重要なキーワードだ。 「逃資」は、中国から日本に資金を逃すという意味の造語。 「フリーライド=ただ乗り」は、外国資本が、日本の整ったインフラや治安のよさを享受して商売すること。 そして後述するように「内巻」は、中国国内の厳しい生存競争を指すものだ。 熾烈な状況下、本来であれば住む場所であったはずの不動産が「資産として持っておくべきもの」に変わり、中国人らが本国を追われた際の逃げ場所になっていたのである。 「マンションの所有権は、日本に行く入場券のようなもの」 印象的な取材相手の一人が、著者が上海で会ったドンという名の不動産コンサルタントだ。 大学生のとき千葉に留学した経験を持つという40代後半くらいの彼は、流暢な日本語でこう語ったという。 「中国人は、もはや日本のマンションを買う買わない、という次元の話はしていません。 買うのは当然のことで、わざわざ議論するようなことではないからです。 それよりも買った後の子供の教育、病院や主治医をどうするかという話をしています」(132ページより) 日本の不動産購入は、なんら特別なことではなくなっているわけだ。 上海のマンション1部屋と同じ価格で、東京なら2部屋、福岡なら3部屋買えるそうなので、「では日本で」となるのは当然とも言える。 もちろんアメリカも魅力的ではあるが、高齢の親になにかあったときのことを考えると、すぐ帰れる距離の日本のほうがいい。 それにマンションを持っていれば、いちいちホテルを予約しなくても気軽に行き来ができる。 「マンションの所有権は、日本に行く入場券のようなもの」という表現からも伺えるとおり、日本にマンションを持つことはきわめて合理的な発想なのかもしれない。 ドン氏は、6年くらい前に中国で流行した「内巻(ネイジュアン)」という言葉について話した。 競争が激化する中で氏ぬほど努力しているのに、誰も豊かさや成果を感じられない「消耗戦」の状態を意味する。 就職氷河期世代の私は、自分もかつて経験した「ワーキング・プア」を思い出した。 (132ページより) 14億人が住む中国で、生まれたときから生存競争が始まるのは有名な話だ。 朝早くから夜遅くまで勉強していい大学を目指すが、大学を出ても就職できる保証はない。 「観光、風、ギャンブル。 大阪には三つが揃っています」 著者は実際に上海で、コロナ禍のロックダウン以降、勢いをなくした経済が元に戻れずにいる状況を目の当たりにしたという。 若者の失業率は高く、その当時の現地では「平替(ピンティー)」というスラングが流行っていたそうだ。 「高いものは欲しくない。 安くていいものを探す」という意味だ。 12元(260~270円)も出せば美味しいものが食べられるサイゼリヤが大繁盛していた。 宿泊したホテルはマリオット系列だったにも関わらず1泊1万円だった。 観光客が戻ってこない、とタクシーの運転手が嘆いていた。 上海では、家がなくタクシーに寝泊まりするホームレス運転手が増えたため、車内が臭いことが社会問題になっていた。 (133ページより) ドン氏は日本に行くことを、「過酷な競争から子どもを守るためでもあり、健康と心の充足を得るためです」と話した。 それを聞いた著者は、これまでに会った、日本人になりたがり、日本社会にすんなり溶け込むことを重視していた中国人たちのことを思い出したと述べている。 ちなみに東京のみならず、現在は大阪も注目されているが、それは昨年の大阪・関西万博の影響だけではないようだ。 ドン氏のことばを引いてみよう。 「街が元気であるためには三つ、必要な要素があります。 それは、観光、風、ギャンブルです。 大阪にはこれら三つが揃っています」 ※以下引用先で…