
1 名前:ばーど ★:2026/03/20(金) 17:43:29.21 ID:K+Cd2Ouj.net 昼になるとオフィスや公園でワーカーたちが弁当やおにぎりを頬張りながら談笑する。傍らにはテイクアウトコーヒーが置かれている。数年前まで韓国では見られなかった光景だ。連れ立って外食し、ランチ後はカフェで談笑するのが日課だった。かつてコンビニ飯は、一緒に食べる仲間がいない寂しい人の食べ物とみなされていた。 ■■三角キンパブとは 空前の日本ブームが続く韓国で手軽な日本風フードが脚光を浴びている。その一つが三角キンパブだ。キムは海苔、パブはご飯。韓国には「キンパブ」という海苔巻きがある。ごま油で味付けしたごはんと海苔に数種類の野菜や肉を入れて巻いたもの。韓国式太巻きといえばイメージできるだろう。コンビニや街角で売っている定番のファストフードで、おにぎりはそれが三角形になった感じなので「三角キンパブ」と呼ばれている。 ※筆者注:海苔巻きはキンパ、キンパッ、キンパブなどと呼ばれている 日本のコンビニおにぎりの定番は「ツナマヨ」「鮭」「わかめ」「梅」といった魚介や海藻、果実だが、韓国だと魚系の具材はツナマヨくらいで、「プルコギ(牛肉炒め煮)」や「サムギョプサル(豚焼肉)」「スパム」などの肉系が中心だ。海苔も、ごま油と塩で味付けした韓国海苔が使われる。 味の2大定番は「ツナマヨ」と「全州ビビンバ(後述)」。「ツナキムチ炒め」や「スパムキムチ炒め」も人気がある。 代表メニューを紹介しよう。ツナマヨの具材は名前の通りツナとマヨネーズで、韓国海苔を使う以外、日本と大きな違いはない。韓国のコンビニはよほど狭い店でない限りイートインコーナーがあり、電子レンジと温水器が置かれている。三角キンパブをレンジで温め、カップ麺と一緒にイートインで食べる人が多いが、韓国は辛いカップ麺が多く、ツナマヨが口の中で辛さを和らげる。カップ麺の追販による収益性から、コンビニはおにぎりに力を入れている。 日本の韓国料理店でも目にするビビンバは、韓国中西部の古都・全州発祥といわれている。器に盛ったごはんに野菜や肉などを載せ、コチュジャン(唐辛子味噌)とごま油で味と辛さを整える。 コンビニの「全州ビビンバ」三角キンパブは、コチュジャンソースで味付けした真っ赤なごはんに刻み肉かコチュジャンペーストを入れたもの。外見から味をイメージできるとして人気がある。コチュジャンごはんにコチュジャンペーストといういかにも激辛好きな韓国らしいメニューである。 ■■独自進化を遂げた「三角キンパブ」 韓国にコンビニおにぎりが登場したのは1990年代。セブンイレブンが最初で、ファミリーマート(現CU)が続いたが、ほとんど売れなかったという。主な理由は3つある。値段と具材、それから食べ方だ。 ランチ相場が3000~4000ウォンだったこの時代、おにぎりは1個1000ウォンで、割高感があった。また具材が見えないことから味をイメージできないうえ、日本式の味付け海苔も韓国人の嗜好に合わなかった。包装フィルムの開け方がわからず、おにぎりと海苔を別々に食べる人や海苔をフィルムと一緒に捨てる人もいたという。 (略) ■■おにぎりvs三角キンパブ おにぎり販売は大手百貨店でも始まっており、「オニギリとギュードン」というチェーン店も広がっている。面白いことに韓国式おにぎりは「三角キンパブ」、日本式を謳う店は「オニギリ」を名乗っている。 独自進化したメニューと日本式の呼び分けはオニギリが最初ではない。韓国式ラーメンは韓国語でラーメンを意味する「ラミョン」、日本式は「ラーメン」という呼び分けが定着していて、トンカツも韓国式は「トンカス」だが、日本式を謳って「トンカチュ」と表記する店もある。韓国語には「ツ」の発音がなく、標準外来語表記で日本語の「ツ」は「ス」とすることが定められているが、日本語の発音に近い「チュ」を使って差別化を図っているのである。 「三角キンパブ」は韓国セブンイレブンの日本人が命名したと言われている。日本のおにぎりが独自進化を遂げたあと日本式が「外来種」として再上陸した。「三角キンパブ」と「オニギリ」が融合するのか、似て非なるメニューとして独自進化を続けるか。今後が楽しみだ。 全文はソース先で マイナビニュース 2026/03/19 11:15 引用元:…