
1: Anonymous ★ sLFP/Lnz9 2026-03-19 09:14:45 メジャーリーガーが最多8人も名を連ね、過去最強とも期待された日本代表は、なぜベネズエラに勝てなかったのか。 【実際の写真】「す、すごい…ベネズエラの狙いがひと目でわかる」不気味で自信ありげな49歳ベネズエラ監督がカッコいい…「大谷が敗北を悟った瞬間」「動けず…呆然の日本代表」現地写真を一気に見る もちろんベネズエラは、新人王とMVPに輝いたロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)や首位打者に3度輝いたルイス・アラエス(ジャイアンツ)、21年に本塁打王と打点王の2冠に輝いたサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)らメジャー屈指の選手が名を連ね、先発登板したランヘル・スアレス(レッドソックス)も含めてスタメン10人中半数以上がオールスター出場経験ありというメジャーのトップスターぞろい。簡単に勝てる相手ではないというのは戦う前からわかっていた。 そんな強豪が、敵を分析し尽くし、周到に戦略を練ってきたらどうなるか。その答えをベネズエラは、日本との準々決勝で見せつけた。 異例の“90分ミーティング” ベネズエラ代表のオマー・ロペス監督は、3月14日の準々決勝で日本を倒した後の会見でこう明かした。 「試合の2日前、我々はミーティングを行った。1時間半をかけて、日本の打線を分析した。1次ラウンドからまる2日間空いたので、リリーフ投手陣を休ませ戦略を練る時間を十分得ることができた」 対戦前の相手分析会議に1時間半もの時間をかけるというのは、相当な力の入れようだったと言っていい。MLBでは多くの球団で普段、各シリーズに入る際に打者、投手それぞれ相手分析のミーティングを行っているが、せいぜい30分程度だろう。それと比べると、どれだけきめの細かい周到な分析会議だったかが想像できる。 日本人選手を熟知…“吉田の肩”も見抜いた しかもロペス監督は、日本のチームをよく知っていた。アストロズで長年コーチを務め2024年からは監督の参謀役であるベンチコーチとして実績を積んできたため、メジャーでプレーする大谷翔平、鈴木誠也、吉田正尚を当然熟知していた。例えば1点を追うベネズエラ、6回の攻撃。無死一塁の場面で6番グレイバー・トーレス(タイガース)が、吉田が守る左翼方向へ単打を放った際、一塁走者のエセキエル・トーバー(ロッキーズ)が一気に三塁まで進むというアグレッシブな走塁をみせた。吉田の肩を考慮して積極的な走塁を仕掛ける攻撃はメジャーでは何度か目にした戦い方だが、ベネズエラがこの試合でそれを迷いなくやってきたのも、メジャー経験者の首脳陣や選手の間で意識が共有されていたことの証左だろう。 しかもロペス監督は2023年の前回WBCから代表監督に就任して2024年のプレミア12でも指揮を執っており、日本プロ野球でプレーしている選手についても知っていた。準々決勝の試合前会見では侍打線についてこう語っている。 「オオタニはもちろん別格。だが他にも警戒すべき打者がいる。プレミア12では、この打者からダメージをくらいたくないと思っても、その次、さらにその後の打者にダメージをくらった。サトウ(佐藤輝明)は非常に危険な打者だ。だが、もろい部分もある」 (略) これは勝てる…確信した瞬間 投打ともに作戦通りに試合を進めたロペス監督は、戦いながらこれは勝てると確信する場面があったという。それは、日本のベンチワークを見たときだった。 「我々は、日本の監督がどのようにブルペンを運用しているのかを注意深く見たいと思っていた。試合中、驚いたことがある。彼らはデータ分析を活用していないと思うことが何度かあったからだ。左打者に左腕、右打者に右腕を持ってくるということをしていなかった。こちらは、そのような細かいブルペン運用をしていた。だから我々は勝てたのだ」 こうしたブルペン運用は、データに基づく最も有効性の高いマッチアップとしてメジャーでは当たり前に行われている戦い方だ。ベネズエラは複数のトップスターを擁するメジャー軍団というだけでなく、監督やコーチもまたメジャー経験豊富な指導者たちであり、チームすべてが「メジャー式」だった。…