自転車の交通違反に「青切符」を交付する反則金制度が4月から始まるのに伴い、自転車を事故から守る対策も進められる。警察庁は、自動車やバイクが自転車を追い抜く際の間隔の目安を「少なくとも1メートル」とする方針を固めた。狭い道で横を通過する時速についても20~30キロ程度と定める方向で、近くこれらの目安を公表して周知を図る。 現在の道路交通法は、自動車などが歩行者の横を通過する時は安全な間隔を保つか、徐行することを義務付けている。 4月1日施行の改正道交法では、歩行者に加えて自転車も保護の対象に追加された。だが、車両と自転車との「十分な間隔」や、自転車との間隔に応じた「安全な速度」には具体性がなく、国会でも「(規定が)曖昧だ」との指摘が出ていた。 同庁は、車が歩行者の横を通過する際の間隔について最低1メートルを目安にしてきたことから、自転車にも適用できると判断。少なくとも1メートルの間隔を必要とすることに決めた。 一般的な自転車の走行速度を時速約15~20キロと想定し、狭い道路で間隔が取れない場合は、車側が追い抜く際の時速の目安を20~30キロとした。罰則は「3月以下の拘禁刑または5万円以下の罰金」など。…