1: バイト歴50年 ★ GLb41qBN9 2026-03-17 06:42:33 ドイツの次はインドに抜かれる日本 経済専門家の間で、日本のGDP(国内総生産)は、インドに抜かれたとの見方が多いようだ。2025年10月、国際通貨基金(IMF)は、2026年のインド経済の規模は4兆4636億ドル(1ドル=157円で約700兆円)、わが国は4兆2798億ドル(671兆円)と予想した。 最近、わが国の凋落ぶりは鮮明化している。経済の実力を示す潜在成長率を見ても、低下傾向はかなり顕著だ。人口減少・少子高齢化の進展で、国内での経済活動は低迷気味で、企業の期待収益率も下がっている。そのため、国内事業を縮小し海外事業を強化する企業は増えた。それに伴い、海外に逃げ出す資金は増加している。 円安の進行は、私たちのくらしにプラスとマイナスの影響を与える。プラス面として、輸出の増加がある。例えば、自動車や工作機械など競争力がある分野では、円安により企業業績はかさ上げされる。それは株価の上昇、増配、さらには賃上げに必要だ。 一方、プラスの面以上に、近年のわが国にとって円安のマイナス面は増えた。その一つは物価上昇だ。足元で、イラン戦争によって原油価格が上昇した。周辺海域での商船運航リスクの高まりも物価押し上げ要因になる。 長い目で見た円安や輸入物価上昇で、わが国のインフレ懸念は一段と高まるだろう。物価の上昇は、私たちの日常生活にとって重大なマイナス要素だ。 ただ、私たちにとって、日本経済の地位低下の影響はリアルタイムで実感しづらい。つまり、じりじりと日常生活の重しとなってのしかかってくる。ラクダの背に藁を積み上げていくと、いずれラクダは自力で立ち上がることができなくなるのと同じ原理だ。 長い目で見ると、わが国の経済の実力が低下すると、海外へのヒト、モノ、カネの流出は加速する。それにより、物価の安定や経済成長を目指すことは難しくなる。インドがわが国を追い抜いたことは、そうした負の影響が増えるきっかけの一つとみるべきだ。…