1. 匿名@ガールズちゃんねる ──「はたらきたくないけど一人暮らしはしたい」と語られていたしぶさん。今では自分らしいはたらき方を見つけられていますが、そもそもなぜはたらくことに対して消極的だったのですか? 過去にはたらきすぎていた時期があり、その経験から「過度な労働は良くない」と強く思うようになったんです。 高校の奨学金を返すため、18歳のころは週に6〜7日掛け持ちでアルバイトをしていて、月に30万円ほど稼いでいた時がありました。毎日ずっとはたらく生活は、心も身体もかなりきつくて……。過酷な経験を経て、そこからは「必要最低限のお金で暮らす」「週に3日だけはたらく」というスタイルを守り抜くことに重きをおくように。少しずつ返していった奨学金は、20歳ごろに完済できました。 ミニマリストな暮らしを始めてからは、本当に週3〜4回のバイトだけで生活できるようになり、はたらく時間が減ったことで、自分が自由に使える時間が増えた。時間の“余白”が生まれ、「何かやってみたいな」とやりたいことに手を伸ばす力も自然に湧いてきたんです。その余白で始めたブログでの発信が、今の仕事にもつながっています。 それまでは、「いい大学に行って、いい会社に入るのが幸せ」「ものやお金はあればあるほど豊か」だと信じていました。でも、実際には“ない”暮らしにも、ちゃんと豊かさはあった。ミニマリストな生活を通じて、そう気付けたことが、ぼくの価値観を大きく変えてくれました。 2025/06/24(火) 12:26:13…