【W杯】世界情勢悪化も「開催延期は不可能」 史上最大48か国規模、FIFA運営責任者が強行姿勢国際サッカー連盟(FIFA)の大会運営責任者(COO)を務めるハイモ・シルギ氏が10日、緊迫する中東情勢や世界情勢の悪化に関わらず、今年6月に開幕する北中米ワールドカップ(W杯)を予定通り開催する方針を明言した。米『ロイター』などが報じている。テキサス州ダラスの国際放送センターで行われた会見で、同氏は「W杯は規模があまりにも大きすぎる」と語り、現時点でのスケジュール変更を完全に否定した。■「規模が大きすぎる」史上最大48か国開催の重圧今大会は従来の32か国から48か国へと出場枠が拡大され、アメリカ、メキシコ、カナダの3カ国・16会場で開催される史上最大規模のイベントとなる。シルギ氏のコメント: 「状況は日々変化しており、政府や国際パートナーと協力して注視している。しかし、大会の規模を考えれば当然開催される。出場権を得たすべての国が参加できることを願っている」運営の現状: すでに膨大な放映権やスポンサーシップ、ロジスティクスが動いており、FIFAとしては「止めることができない」段階にあることを示唆した。■焦点はイランの参加可否。米国は「特例入国」を検討か軍事行動の当事国となっているイラン代表の参加については、依然として不透明な状況が続いている。FIFAの対応: シルギ氏は「イランサッカー連盟とは常に連絡を取り合っている」と述べるにとどめ、具体的な解決策への言及は避けた。米政府の動向: アメリカ政府は現在、イラン、コートジボワール、ハイチ、セネガルの4か国に対し渡航禁止措置を講じているが、選手やチーム関係者、その近親者に限り「特例」で入国を認める方針を検討しているという。■「スポーツによる結束」を強調シルギ氏は、過去のカタール大会やロシア大会を引き合いに出し、「W杯は世界中の人々を結びつける特別な存在だ」と大会の意義を強調。政治的な対立を超えた開催を目指す姿勢を崩していない。【サッカー】世界情勢悪化も…北中米W杯は延期不可能で強行開催か、W杯運営責任者「規模が大きすぎる」 [久太郎★]…