
【直言】「驚きはない」ベイル氏が語るマドリー監督の“鉄則”…解任されたシャビ・アロンソに欠けていたものかつてレアル・マドリードで数々のタイトルを獲得した元ウェールズ代表MFガレス・ベイル氏が、古巣の監督人事に言及した。戦術へのこだわりが裏目に出て解任されたとされるシャビ・アロンソ氏について、「予想通りの結末」との持論を展開している。■「最高の戦術家」よりも「偉大なマネージャー」をYouTubeチャンネル『The Overlap』に出演したベイル氏は、レアル・マドリードという特殊な環境において、過度な戦術の押し付けは逆効果であると指摘した。「シャビ・アロンソの解任に驚きはない。あそこで(戦術的に)やりすぎれば、選手はついてこない。彼らが求めるのはピッチでプレーし、勝利することなんだ」ベイル氏によれば、銀河系軍団を率いる者に求められるのは、緻密なチェスを指すような戦術眼ではなく、スター選手の心理を掌握するマネジメント能力だという。「全員を幸せにはできないが、選手たちがやりたいようにプレーできる環境を保つべきなんだ」と、マドリードの流儀を説いた。■ジダンとアンチェロッティ、成功者の共通点ベイル氏は、自身が指導を受けた二人の名将を例に挙げ、その手法を振り返った。ジネディーヌ・ジダン:リスペクトが生む規律「戦術練習はそんなにしなかった。バルサやバイエルン戦の前に15分ほど守備の確認をするくらいさ。基本はポゼッションとシュート練習だけ。それでも選手が動いたのは、彼の現役時代の功績に対する圧倒的なリスペクトがあったからだ」カルロ・アンチェロッティ:人心掌握の天才「カルロは選手の管理方法がこれ以上ないほど優れている。試合に出られない選手にすら『最高の友人』だと感じさせるんだ。全員を一つにまとめ上げ、監督のために戦いたいと思わせる。あれこそがレアル・マドリードに必要な資質だ」■「天才」だけが成せる業現ブラジル代表監督のアンチェロッティ氏について、ベイル氏は「どんなチームでも成果を出せる天才」と絶賛。ビッグクラブ特有の難しいエゴをまとめ上げ、選手の能力を最大化させる手腕こそが、マドリードの監督に不可欠なピースであると強調した。戦術家としての評価を確立し、鳴り物入りで古巣に帰還したシャビ・アロンソ氏だったが、ベイル氏の言葉を借りれば、その「こだわり」こそが聖地サンティアゴ・ベルナベウでの短命に終わった要因だったのかもしれない。【サッカー】ベイル「シャビ・アロンソ解任に驚きはない。レアルに必要なのは戦術家ではなくマネージャー」 [久太郎★]…