帰化書類偽造のマレーシア代表7選手にCASが12か月間出場停止処分…昨日広島戦出場のブラジル出身DFも対象にスポーツ仲裁裁判所(CAS)は5日、マレーシア代表への帰化資格に関する書類偽造問題を受け、対象の7選手に対して12か月間の公式戦出場停止処分を下した。この中には、前日のACLEラウンド16第1戦でサンフレッチェ広島を苦しめたジョホール・ダルル・タクジム(JDT)のDFジョアン・フィゲイレドも含まれており、11日の第2戦は出場不可となることが決まった。この問題は、マレーシアサッカー協会(FAM)がブラジルやアルゼンチン出身の選手らを帰化させる際、「祖父母がマレーシア生まれである」とする出生証明書などを偽造したとされるもの。 2025年9月、FIFAが「悪質な不正」として7選手に1年間の活動禁止処分とFAMへの罰金を科した。選手側は「偽造には関与していない」と軽減を求めて控訴し、今年1月からは執行猶予期間として試合に出場していた。しかしCASは今回、書類偽造の事実を認定。処分の対象を「全ての活動」から「公式戦出場」へ限定的に緩和したものの、12か月間の出場停止という期間自体は維持した。処分対象となった7名のうち、JDT所属のジョアン・フィゲイレドは、4日の広島戦でも先発出場。強烈なミドルシュートで大迫敬介を脅かすなど、3-1の勝利に貢献していた。しかし、今回のCASの最終決定が5日に下されたことで執行猶予が終了。これにより、フィゲイレドは11日に『エディオンピースウイング広島』で行われる第2戦に出場できなくなった。JDTにとっては守備の要であり、攻撃の起点でもある主力の一角を失う手痛い打撃となる。この問題を受け、FAM(マレーシアサッカー協会)の執行委員会が総辞職を検討するなど、同国のサッカー界は未曾有の混乱に陥っている。また、AFC(アジアサッカー連盟)はこの件を懲戒倫理委員会に付託しており、今後マレーシア代表の過去の試合結果の没収や、さらなる厳罰が下される可能性も浮上している。【処分対象となった主な選手】ジョアン・フィゲイレド(JDT/ブラジル出身)ロドリゴ・オルガド(アルゼンチン出身)イマノル・マチュカ(アルゼンチン出身)ヘクター・ヘベル(JDT/オランダ出身)ジョン・イラザバル(JDT/スペイン出身)【サッカー】帰化書類偽造のマレーシア代表7選手にCASが12か月間出場停止処分…昨日広島戦出場のブラジル出身DFも対象に [久太郎★]…