イランW杯不参加の危機。連盟会長が断腸の思いで言及「参加は極めて困難」世界が北中米ワールドカップ(W杯)開幕を待望する中、最悪の事態が現実味を帯びてきた。イランサッカー連盟のメフディ・タジ会長は、28日に発生した軍事衝突を受け、イラン代表のW杯出場が事実上不可能であるとの見解を示した。スペイン紙『MARCA』などが報じている。緊迫する中東情勢。開催国アメリカとの直接対立2月28日、イスラエルとアメリカによるイランへの攻撃が開始され、イラン側も報復措置を講じるなど、事態は深刻な軍事衝突へと発展。この情勢下で、本大会の全試合をアメリカ国内で戦う予定のイラン代表にとって、物理的・政治的なハードルが極限に達している。タジ会長の声明: イラン国営テレビを通じ、「現在の情勢では、アメリカで開催されるW杯に参加することは極めて困難だ」と言及。最終判断の行方: 会長は「スポーツ界の責任者が判断すべき」としながらも、もはや競技継続を議論できる状況にないことを示唆した。アジアの雄、4大会連続の舞台が消滅かイラン代表はアジア最終予選グループAを首位で突破し、4大会連続7回目の出場権を手にしていた。本大会ではグループGに入り、ファンを熱狂させる好カードが組まれていた。【予定されていたイランの対戦カード】6月16日: vs ニュージーランド(ロサンゼルス)6月22日: vs ベルギー(ロサンゼルス)6月27日: vs エジプト(シアトル)仮にイランが2位、アメリカ(グループD)が2位で通過した場合、決勝トーナメント1回戦で「直接対決」が実現する可能性もあったが、その夢は潰えようとしている。国内リーグは無期限中断。外国人選手は国外脱出へタジ会長は同時に、イラン国内リーグの無期限中断も発表。緊迫した情勢を受け、リーグに所属する外国人選手たちの安全確保が急務となっている。スペイン人選手の動向: エステグラル所属の元レアル・マドリードGKアントニオ・アダンはすでにスペインへ帰国。セパハン所属のイバン・サンチェスも現在、国外脱出を試みているという。FIFAの対応に注目集まる開催国による参加国への攻撃という、近代W杯史上類を見ない異常事態。FIFA(国際サッカー連盟)がどのような裁定を下すのか、あるいは代替国の選出(アジア予選次点のチームなど)に動くのか、世界中の注目が集まっている。【サッカー】イランはW杯不参加か…同国サッカー連盟会長が言及「現在の情勢では参加は極めて困難」GL全試合がアメリカ開催 [久太郎★]…