819: 本当にあった怖い名無し[sage] 2008/04/09(水) 10:06:34 ID:9ZvmoJkp0 友人の体験談。 観光旅行で、紀伊半島のどこかの山に行った。 山っつっても本格的な登山じゃなく、なんとかロードとかいう名前の付いた 眺めの良い有料道路の途中にあるお寺を見学した程度。 古いお寺を見て、車に戻る途中、脇道を見つけてなんとなくそっちに行ってみた。 突き当たりに小さな稲荷神社があった。小さいといっても、ちゃんと立派な鳥居もあり 狐の石像が両側を守っていた。 友人はなんとなく神社の中を覗いたりしてから、お賽銭も出さずにその場を立ち去ろうと したんだが、狐の石像の前を通り過ぎようとしたところで 「おい」 と呼ばれたような気がした。 誰かいたのかな?と辺りを見回したが、誰もいない。 気のせいか、とまた歩き出そうとしたら、また「おい」 ・・・gkbrしつつ立ち止まった途端、今度は頭に何か小さなモノがこつんとあたって 足元に落ちた。 びっくりして見下ろしてみると、転がってたのは、小さなどんぐり。 なんとなく振り向いたところで賽銭箱が視界に入る。 ・・・・まさか? 賽銭箱に小銭を入れて形ばかりの参拝をしたところ、今度は何事もなく 参道を出られたそうな。 「お賽銭の催促をするなんて、もしかしたらあのお稲荷さん、寂しかったんかな?」 と友人は笑ってた。 それ以来、どんな観光地のどんな小さな祠でも、彼はちゃんとお賽銭を入れて参拝している。 神様って大事なんだよね。と言いながら。…