1: 以下、ニュー速クオリティでお送りします 2026/02/04(水) 05:49:23.05 ID:oDxT74/K0 1 有と無とは非対称的でありながら、相補的な関係である。有の輪郭は無なる空間によって、或いは精神的世界における有なる存在の輪郭は、実体を持たぬという平面的なる無によって立ち現れるものである。この意味において、有と無とは相補的である。 2 有と無とは即ち、全体を表象する個物である。この故に無なる存在者はモナド的である。しかし、有それ自体がモナド的であるということはできない。部分を持てばそれはライプニッツの与えた定義からして、モナドたるを得ないからである。然るに、有なる存在者が無であるとは、西田幾多郎の哲学にいう「具体的現在」(e.g. 絶対矛盾的自己同一)において未だその〈存在論的外形〉が定まらぬうちから、有なる存在者としてその実在を示し続ける、という意味においてである。この故に、有なる存在者は無であるということができる。有なる存在者は、その内容を指定すれば、忽ち過去の存在となる。実在とは即ち絶対の現在における存在なのである。 引用元: ・…