646 :おさかなくわえた名無しさん@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 18:37:43 ID:N6HOJxgU.net すみません長いです、3つに分けます。 1/3 20代前半の頃の話。 子供の頃から車に興味があった私は就職してからレトロな外車を買った。 ある休日 買い物を終えてお店の駐車場で携帯をいじっていると、隣のスペースに年代物の高級外車が入って来た。 「へー、珍しい車だなぁ」と思いつつすぐまた携帯に目を落としたのだが、暫くすると助手席の窓をコンコンと叩く音が。 ふと見るとそこにはチェックのスーツにウールのコートを羽織り、ハットとサングラスを装備した男性.がいてこちらを覗き込んでいた。彼の風貌はGメン'75の丹波哲郎を想像して頂ければと思います。 え、誰だっけ?知り合い?いや、高級外車に乗った丹波哲郎など知り合いにはいない。 混乱して固まっていると哲郎は助手席のドアを開け(パワーウィンドウとかないからそうしないと話せない)「いや~若いお嬢さんがこんな車に乗っているのを見てビックリしたよ。しかしいい車だね、少し見せてもらってもいいかな?」と言う。 別に眺めるくらいは構わないので「どうぞ」と言うと助手席に乗り込む哲郎。見るって中を見るの?! 突如知らない男性.に車に乗り込まれてしまい困惑する私。怖い人だと困るのでとにかく刺激しないように平静を装い哲郎に聞かれるまま車を買った経緯などを話した。(ちなみにサングラスを外した哲郎は60代くらいの老人でした) しばらく話した所で哲郎が「近くに美味しいケーキ屋があるんだよ、この車でドライブしよう!」と言い出した。 話の中でこのあと帰宅するだけだと言ってしまっていたし、若かった私はどう断ればいいか分からず仕方なく車を走らせケーキ屋へ。バッチリキメた哲郎が女性.だらけのケーキ屋さんで目立つ目立つ。 ケーキを食べながら哲郎の携帯に保存されたお気に入りのお姉さんの画像コレクションを延々見させられる。携帯ショップやカフェの店員さんを写したものらしい。 その後カフェの梯子を提案されたがさすがに断り、何とか元のお店へ戻って哲郎を下ろした。降りる前にハグしてくる哲郎。欧米か。 帰宅し両親に事の顛末を話すと、何かあったらどうするつもりだったんだとめちゃくちゃ叱られた。そりゃそうだ。 もし今度このような事があったら、絶対ちゃんと断ろう!と心に誓った。 これで終わったかと思いきやまさか続くことになるとは。…