1 名前:ばーど ★:2026/01/23(金) 17:40:49.67 ID:WsGpgEjq.net 移民政策を推進している先進国もあるが、それらと比較しても日本の移民政策はよくできているのかも ■──著書にはカナダが日本と比較されやすいとあるが、なぜカナダが比較対象になるのか。 カナダは、植民地を持たなかった点が大きい。ドイツも植民地はなかったが、戦後にゲストワーカー・プログラム(期限付きの外国人労働者受け入れ)を通じて、事実上トルコなどを勢力圏に置き、植民地型に近い受け入れをした。一方でカナダは、そうしたゲストワーカー政策を経ず、植民地も持たなかった。そのため、経済的な理由に基づいて人を受け入れることに特化しやすかった。 地理的条件も重要だ。アメリカの北に位置し、他国と陸続きの国境が少ない。南から大量に人が流入する状況でもなく、管理しやすい「島国的」な条件を持っている。就労目的で、必要に応じて人を受け入れるという点で、日本と客観的な条件がよく似ている。 ※中略 ■──韓国の移民受け入れはどういう状況か。 韓国は2004年から人手不足に悩む中小企業が政府の許可を得て、外国人労働者を合法的に雇用できる雇用許可制を取り入れ、制度としては先進的だとの評価もある。ただ、移民政策の特徴は基本的に在外韓国人の同胞を呼び戻すことにある。 雇用許可制には一般雇用許可制と特例雇用許可制があり、特例雇用許可制は中国などにいる朝鮮族を対象としている。韓国は、血縁を離れて人を受け入れるプログラムを、まだ本格的には作っていない。基本的に血縁関係を基盤にした、家族ベースの移民政策を取っている。 そう考えると、日本と比較する対象として韓国が近いかというと、あまりそうではない。こちらから見て学べる点は、正直それほど多くない。 ただ逆に、韓国から見ると、日本は最近かなり注目されている。韓国でも外国人メイド制度を始めた際、日本が特区で行っている家事支援外国人のプログラムを研究し、ほぼそのまま移植している。 韓国から見ると、日本が血縁を離れてより一般的にオープンなプログラムを作っている点は非常に興味深いのだろう。人手不足が進み「移民を受け入れないといけない」という認識も強まってきているなか、日本の制度から学ぼうとしている状況だ。 ■──著書の中で、日本は国際的に見てもリベラルで開放的な移民政策を取っている国だと書いている。日本は労働移民のうち永住型が約25%であり、外国人労働者を「使い捨て」にしていない、と。この約25%は、どういう人たちなのか。※中略 ■──これに対して、他の先進国では外国人を「使い捨て」や「金づる」にしがちだと著書に書いているが、その例は。※中略 ■──「金づる」のケースで、アメリカの留学生は学費が非常に高いイメージがあるが、そういうことか。※中略 ■──次に、日本に今いる移民はどういう人たちなのか。日本に来る人は、貧しい層が出稼ぎに来るというより、アジアの中で勢いのある階層だ、と著書に書いている。特に技能実習生は、なぜ日本を選ぶのか。※中略 ■──コンビニで働く外国人は、日本語が非常にうまい。 あれは留学生だ。コンビニは在留資格上、就労系のビザでは基本的には働けず、学生アルバイトしかいない。日本語を使ってマルチタスクをこなす実践の場で、あそこで通用するのは、かなり能力の高い人たちだ。 今はバイトをしていても、数年後には日本の一部上場企業で総合職として働いている、ということも珍しくない。コンビニで働く留学生は、エリート層と言える。 技能実習生も、現地では高校を卒業し、お金を用意し、訓練を受け、いくつものハードルを越えてきた人たちだ。決して「底辺」ではない。 外国人技能実習制度は1993年に始まり、受け入れ数は増えたが、ハードル自体は昔からほとんど変わっていない。数が増えているのは、条件を緩めたからではなく、越えられる人が増えているからだ。 全文はソース先で ニューズウィーク 2026年1月22日(木)10時05分 引用元:…