1: 名無しさん 2026/01/03(土) 10:45:04.37 ID:z985tnft0● BE:582792952-PLT(13000) 2025年度クマに襲われて死亡した人は13人にのぼり、過去最多の被害となっている(環境省まとめ)。クマ問題を取材するライターの中野タツヤさんは「クマの生態を熟知したプロでさえ、被害に遭うケースがある。その代表例が、動物写真家の星野道夫さんの悲劇だろう」という――。 動物写真家・星野道夫さんの悲劇 前回、とある観光客がSNSへの投稿を目的にヒグマに接近し、自撮り写真を撮影して命を落とした事件をご紹介したところ、思わぬ反響があった(参照〈TikTokで子グマへの餌付けを撮影中に、母グマが後ろから現れ…自然をナメた「迷惑観光客」が辿った末路〉)。 ヒグマに限らず、野生動物が自然の中で見せる愛らしい姿を見てつい撮影したくなる気持ちは理解できるが、実際には大きな危険がともなう行為であり、動物の生態を熟知したプロの写真家でさえ、被害に遭うこともある。 その代表例と言えるのが、動物写真家の星野道夫さんの悲劇だろう。 TBSの人気番組「どうぶつ奇想天外!」の撮影チームがヒグマ撮影のためにロシアのカムチャツカ半島を訪れたのは1996年7月だった。 一行の内訳は、動物写真家の星野道夫さんと、ロシア人ガイド2人、TBSのディレクター、カメラマン、アシスタントの3人の計6人。 星野さんは慶應義塾大学に進学しながら、神田の古書店で手に取ったアラスカの写真集に魅せられて単身渡航。アラスカでの体験をレポートにして提出しギリギリ卒業したというエピソードも残っている。 大学卒業後はカメラマン助手を経てアラスカ大学フェアバンクス校に入学。以降、グリズリーをはじめとするアラスカの野生動物たちの写真を次々に発表。1990年(1989年度)には『アラスカ:極北・生命の地図』(朝日新聞出版)で写真家の登竜門ともいえる「木村伊兵衛写真賞」を受賞。また、大自然の中での体験をつづったエッセイも高く評価されていた。…