1: 冬月記者 ★ /46J63r+9 2025-12-21 08:37:30 巨人・阿部監督が嘆いた令和の選手気質「できるのは坂本、丸ぐらい」「だから記者会見で言ってしまう」 巨人の阿部慎之助監督(46)が20日放送のニッポン放送「ショウアップナイター60周年 名球会ラジオ」(土曜後5・20)にゲスト出演。令和の選手気質を嘆いた。 進行役を務めた師岡正雄アナウンサー(65)から「阿部監督に聞く!最強の捕手論」をテーマに掲げられた時だった。 まずはプロのリード術、捕手としての師匠は誰か聞かれたが、これに「やっぱり最初は父親ですかね」と習志野高校で捕手だった父を挙げた。 そして、「一緒にプロ野球見てたら“次、お前だったら何投げるんだ?”とかっていうのを。答えはないんですけど、そういうのをやりながら見てたっていう記憶は多いです」とした阿部監督。 プロ入り後は当時の原辰徳監督にとにかくよく怒られたが、捕手の先輩としていろいろ指導してくれた村田真一氏からはその“回避術”も教わったという。 「失点する度にベンチ帰ってきたら“すいませんっ!!!”って監督に何か言われる前に言ってしまえ!」というのが村田先輩からのありがたいアドバイス。 素直に聞いた当時の若手・阿部捕手は、ベンチに帰ると原監督に何か言われる前に「すいませんっ!!!」と謝ったという。 「“大きな声で言ってしまえ!”って言って」と当時の村田先輩を思い返して楽しそうな声の阿部監督。 「だからもう(原監督が)なんか言いたそうだなと思ったら僕は“すいませんっ!!!”って大きい声で言って。そしたら監督も“あぁ…。もう…。分かった!”みたいな」と“村田戦法”が有効であると悟った。 だが、ここで急に真面目な声に戻って「今はそういう子、いないですよ」とキッパリ。 師岡アナが「そこなんですよね」と同調すると、阿部監督は「できるのは坂本、丸ぐらいです」と坂本勇人内野手(37)、丸佳浩外野手(36)というベテラン2人の名前を挙げた。 「(後輩たちはそういう姿勢を)見てほしいですよね。だから、僕が記者会見とかで言ってしまうんですよね。やっぱ指摘しないといけないんで。“すいませんっ!!!”って言われたら“おし!分かった!”ってなるじゃないですか。自分で反省してんだなとか分かりますし。作戦を自分(選手)がミスしました、しれ~っと(ベンチに)帰ってきて。(その様子を)僕、うかがってますからね。(選手は)“なんだこの人は?”みたいになって見てますけど。 こっちが勇気を振り絞ってサイン出してんだよ?っていうのも多分理解してないんですよね。エンドラン出しました。スチール出しました。すんごいドキドキしてんすよ、多分。心拍数のあれ付けてたらバレますよ、あれ。それぐらいドキドキするんですよ。けど、それを見せないようにサインっていうのは出さないといけないですし。それで失敗しました、そういうこともできるような人間になってほしいですね、プレーヤーというか」と一気に話す指揮官だった。…