1: ♪♪♪ ★ 7iqnCklL9 2025-12-16 14:02:37 日刊スポーツ 高市早苗首相は16日の参院予算委員会で、台湾有事をめぐる11月7日の衆院予算委員会の答弁に関し、「従来の政府答弁ののりを、アドリブで超えてしまった」などと、再三にわたり批判される場面があった。 高市首相は「我が国の見解については明確に答えている」として、「どのような事態が、存立危機事態に該当するかについては、実際に発生した事態の個別具体的な状況に即して、政府が全ての情報を総合的に判断する」という、従来の政府の立場を繰り返し主張。質問した立憲民主党の会派に所属する広田一議員(無所属)の「アドリブかどうか」の是非には言及しなかったため、広田氏は「ひどい」などと批判し、質疑が止まってしまった。 質疑再開後、広田氏は「総理、『奈良漬』のようにかみ合った議論をしていただきたい。私の質問の趣旨を十二分にご理解いただきながらも、答弁をはぐらかしている」と苦言を呈しながら、「あの台湾有事に関する発言は、総理のあくまで持論、個人的見解ですよね」とただした。 これに高市首相は、台湾有事をめぐり「存立危機事態になり得る」と答弁した内容のパネルが示されていることに触れ、その後に従来の政府答弁の内容について発言していることを主張。広田氏は「見解の相違になるが、高市総理の発言は国益に資することはない」と、あらためて批判した。 これに高市首相は、「(立民の岡田克也元幹事長との間で)さまざまな想定を議論する中で述べたもの」「政府の立場は一貫している」として、台湾有事に関する自身の国会答弁に関して、言及はしなかった。…